タレントのゆうちゃみが7日、都内で行われたフジテレビ系スペシャルドラマ『恋愛戦略会議』制作発表会に出席し、本格的な演技を経験した感想を語った。

　本作は、とあるクラフトビールバーに集まった4人の女性たちが、それぞれの恋愛を成就させるために、夜な夜な戦略会議を開く姿が描かれる4夜連続で放送されるラブコメディ。主人公の4人を、この日会見に参加した松下奈緒、牧瀬里穂、齊藤京子（日向坂46）、ゆうちゃみが務める。

　漫画家志望の大学生・早乙女乃愛を演じるゆうちゃみ。「乃愛ちゃんは明るく元気なZ世代の女の子。似ている部分が多いし、演じていて楽しかった」と撮影を振り返るが「本格的な演技は初めてなのに、台本読んだらセリフが多すぎて『これ、ほんまに覚えるん？』と思いました。初めて現場に行くときは、（他の共演者の並びが）大御所すぎてヤバいと思って緊張しすぎて頭のなかが真っ白になることもありました」と相当な緊張感のなかでの撮影だったという。

　それでも共演した藤木直人は「セリフもしっかり入っていて芝居心がある。それでいて天然な部分は、僕ら俳優には真似できない」と称賛を送ると、ゆうちゃみは「とにかく“ゆうちゃみ”を出さないようにしました。私はカメラの前でハグとかしないのですが、（そういうシーンがあったときは）汗かきました。監督からも『ゆうちゃみが出ているよ』と言われてしまい……」と苦笑い。

　多くの先輩から優しくアドバイスを受けながら撮影に臨んだというゆうちゃみ。バーテンダー役の藤木のお酒を造る姿が「マジ格好良かった」と笑顔で語ると「藤木さんの私物の靴、格好良くていいなって言ったらくれたんです」と裏話を披露。藤木は「僕が散々履いていた靴なんです。ネットで買ったのですが、ちょっとサイズが小さくて……。無理して履いていたので、気に入っているなら……と思って。お会いしたら背も高くて足のサイズも近かったので」と理由を説明していた。