俳優の反町隆史が2日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』（4月1日午後9時）の制作発表会見に出席した。約26年ぶりに鬼塚英吉を演じる心境などを語った。

　同作は、1998年に放送された反町主演のドラマ『GTO』のリバイバル版。伝説の教師・鬼塚英吉（反町）が、問題だらけの高校に教師として赴任し、悩みを抱えた生徒たちに熱血授業を繰り広げる。時代は平成から令和へ富める者は富み、貧しい者は貧しくなり、ますます生きづらくなってきている現代で、鬼塚は令和のニューヒーローになれるのか……、というストーリーが展開される。同リバイバル版には、98年版に生徒役で出演した池内博之、山崎裕太、窪塚洋介、徳山秀典、小栗旬、そして鬼塚の親友・冴島龍二役を務める藤木直人の出演も決定している。

　登壇した反町は「26年ぶりにこの『GTO』がリバイバルという形で、4月1日に始まる。これまでに26年間の間に『GTOを、もう1回復活はどうですか？』というお声は何回かあげていただいた」と明かした。

　続けて「何か、僕自身も、この26年経った中で、今だから言いたいことを言う……　というか、何が正しくてが子どもたちに、一番大切な時期に何を言えるのか。自らがどうあるべきか、というところが、また、僕自身も思ってしまった。今、『GTO』が復活したら、どんなメッセージが送れるか、色々考えた。今だったら何か、色んなことを語れるなと思いまして、今回26年ぶりに、リバイバル版として復活することにさせていただきました」と話した。

　会見のMCは、98年版で生徒・渡辺マサル役を務めた山崎がサプライズ出席して担当。大勢詰めかけた報道陣を前にして、「この空気、なんか久々ですね……」と緊張の面持ちを見せた。

　会見には岡崎紗絵、小手伸也、八木莉可子、畑芽育、日向亘も出席した。