ガールズグループ群雄割拠の時代 SKE48の22歳センター・末永桜花が思うこと「きっかけさえあれば」
SKE48が、今月28日に32枚目シングル『愛のホログラム』をリリースする。センターは、前作に続いて末永桜花(すえなが・おうか)が務める。13歳で加入し、本日26日に22歳になった彼女は今、グループをけん引する存在。国内外でガールズグループが続々と結成される中、SKE48がどうすれば注目されるのかを考え続けている。新曲リリース直前、末永の率直な思いを聞いた。
28日に32枚目シングル『愛のホログラム』をリリース
SKE48が、今月28日に32枚目シングル『愛のホログラム』をリリースする。センターは、前作に続いて末永桜花(すえなが・おうか)が務める。13歳で加入し、本日26日に22歳になった彼女は今、グループをけん引する存在。国内外でガールズグループが続々と結成される中、SKE48がどうすれば注目されるのかを考え続けている。新曲リリース直前、末永の率直な思いを聞いた。
――前作に続き、32枚目シングル『愛のホログラム』でもセンターです。決定した時の気持ちを教えてください。
「『やったー!うれしい』という気持ちが一番先にやってきたのですが、2作連続で任せていただけたということは、『まだ私にやれることがある』ということを改めて感じました。前作に引き続き、今作でも自分のやれることを精いっぱい頑張りたいなと思いましたし、SKE48を盛り上げるメンバーの1人として、しっかりと全うしたいと思っています」
――より強い責任感が芽生えたということですね。
「MV撮影前に振り入れの日があったのですが、自分がセンターに立たせていただくからこそ、完璧に踊っていないと見せる背中がないなと思っていました。あらかじめ自分で覚えて振り入れでは細かいところを確認する。当たり前のことではあるのですが、より一層ちゃんとやらなければと思っていました。このシングル期間が終わった後に後悔が残らないようにしたいです」
――『愛のホログラム』とMVのアピールポイントを教えてください。
「今までのSKE48とはまた違ったシリアスな曲調になっています。ピアノが印象的だったり、イントロは少し明るいイメージだったり。そのまま明るい楽曲になるのかなと思いきや、Aメロから重めの歌詞で孤独な失恋ソングになっています。私は『自分の心の中の孤独を自然と引き出してくれる楽曲だな』と感じていて、歌詞の解釈は人それぞれだと思うのですが、そんな私の表情、そしてメンバーひとりひとりの表情に歌詞の解釈が反映されていると思うのでそこを楽しんで見ていただけるとうれしいです」
――ガールズグループ群雄割拠の時代です。今後、SKE48が注目されていくために必要なことって何だと考えますか。
「自分でできることとできないことがあるとは思うのですが、やっぱり、きっかけが大事だと思います。今のSKE48はみんなかわいいですし、アイドルとしていろんな表現ができたり、個人の強みを持っているメンバーもたくさんいます。だから、きっかけさえあれば、さらに知名度は上がっていくんじゃないかなって思っています。もちろん、そのきっかけ作りが難しいところでもあるのですが、きっかけ次第で『今のSKE48いいじゃん!』と思ってもらえると信じて私は活動しているので、より多くの方にSKE48を知ってもらいたいです」
――最後に2024年のSKE48としての目標、個人としての目標を教えてください。
「グループとしてはもっとSKE48が世間からの注目度を上げることが目標です。歌番組や地上波の番組に出演したり、個人でのお仕事をもっと頑張ったり。SKE48をもっとたくさんの人に知ってもらいたいし、ファンの方が増えることで大きい会場でのコンサートを開催できるようになったりだとかです。個人としては、自分の知名度を上げることでグループに貢献できるメンバーになりたいです。卒業された先輩方のように、私もお茶の間に登場していろんな方に知っていただいて、それをきっかけにSKE48を好きになってくれる方が増えたらうれしいです。私自身、後輩から憧れられるような先輩でいられるようにもっと自分を磨き続けたいと思います」
□末永桜花(すえなが・おうか) 2002年2月26日、愛知県生まれ。15年3月15日、SKE48に7期生として加入。Team E所属。2018年7月にリリースされた23枚目シングル『いきなりパンチライン』で初の選抜入り。20年1月にソロコンサートを初開催し、23年7月リリースの31枚目シングル『好きになっちゃった』で初めてセンターに抜てき。今年2月28日リリースの32枚目シングル『愛のホログラム』で2作連続センターを務める。156センチ。血液型A。