日向坂46、初の選抜制を導入 四期生の17歳・正源司陽子をセンターに抜擢「やれることは全力で」
日向坂46の11枚目シングル(タイトル未定、4月10日発売)の表題曲フォーメーションが25日深夜放送のテレビ東京系『日向坂で会いましょう』(日曜深夜1時5分)で発表され、四期生の正源司陽子(しょうげんじ・ようこ=17)が初めてセンターを務めることが発表された。
テレビ東京系『日向坂で会いましょう』で発表 「びっくりしすぎて…」
日向坂46の11枚目シングル(タイトル未定、4月10日発売)の表題曲フォーメーションが25日深夜放送のテレビ東京系『日向坂で会いましょう』(日曜深夜1時5分)で発表され、四期生の正源司陽子(しょうげんじ・ようこ=17)が初めてセンターを務めることが発表された。
四期生が2022年9月に加入した日向坂46は今回、初めて選抜制度を導入。4月5日に卒業コンサートを控えた齊藤京子を除く全メンバー28人中16人が選抜メンバーとなり、センターに正源司が抜てきされた。
「センターは正源司陽子」。最後に名前を呼ばれた瞬間、正源司はか細い声で、「はい。よろしくお願いします」と返した。その後、カメラの前で声を震わせながら思いを語った。
「びっくりしすぎて、かなり感情と情報が追いついてないんですけど、ミーティング(で選抜発表)が終わった後に丹生(明里)さんと、加藤史帆さんと、同期の宮地(すみれ)がすぐに寄ってきてくれて、『優しいな』って風にすごく素直に思いましたし、『ありがたいな』って……。私が加入させていただいてから今日まで、何かグループに貢献できたことがあるかって言われたら、全然思い浮かばなくて」
それでも、「新しい日向坂46でも全員輝いていて、『ずっと変わらない楽しい最高のグループだ』って安心して思っていただけるように頑張りたいと思います」と誓い、「新体制になって、ファンのみなさんも『どうなってしまうんだろう』って心配になってしまうかもしれないんですけど、やれることは全力で精いっぱい尽くすので、これからもよろしくお願いいたします」と頭を下げて呼び掛けた。
正源司は兵庫県出身で、四期生楽曲『シーラカンス』ではセンターを務めている。乃木坂46の5期生で1歳上の五百城茉央(いおき・まお)とはいとこ同士で、仲が良いことで知られている。
選抜メンバーのフォーメーションは、最前列向かって左から佐々木美玲、小坂菜緒、正源司陽子、金村美玖、加藤史帆。2列目左から河田陽菜、藤嶌果歩、丹生明里、宮地すみれ、松田好花。3列目左から佐々木久美、東村芽依、平尾帆夏、山下葉留花、上村ひなの、富田鈴花。四期生からは正源司の他、藤嶌、宮地、平尾、山下が抜てきされた。
グループ初の選抜制度について、小坂は「いつか絶対来るだろうなと思ってたし、このタイミングで……。2023年、結構日向坂46にとって苦悩の1年というか、あんまりうまくいかなかった1年だったので、『2024年こそ!』っていう気持ちがみんな大きいし、そのタイミングで選抜っていう制度になって、多分私たちもそうだし、ファンのみなさんもちょっと戸惑う気持ちというか、私もちゃんと受け止め切れているわけではないので、そこも少しずつ受け止めつつ」などとコメント。その上で「より日向坂46の層の厚さをみなさんに伝えていけたらいいなと思うので。本当に本気で『この1年で獲りにいかなきゃいけないな』って風に感じています」などと話し、前を向いた。