【エール】元阪神・掛布氏が「六甲おろし」熱唱 24年ぶり朝ドラ出演に虎党が騒然
NHK連続テレビ小説「エール」の第61回が22日に放送された。コロンブスレコードの専属作曲家になって5年が過ぎ、裕一(窪田正孝)は安定した作曲家生活を送っていた。そんな中、廿日市(古田新太)からオーディションで発掘する新人歌手のデビュー曲を作曲するよう依頼される。裕一は音楽学校卒業後、歌手デビューできずにいる久志(山崎育三郎)にオーディションに挑戦するように勧める。
裕一のモデル・古関裕而は「六甲おろし」「闘魂こめて」を作曲
NHK連続テレビ小説「エール」の第61回が22日に放送された。コロンブスレコードの専属作曲家になって5年が過ぎ、裕一(窪田正孝)は安定した作曲家生活を送っていた。そんな中、廿日市(古田新太)からオーディションで発掘する新人歌手のデビュー曲を作曲するよう依頼される。裕一は音楽学校卒業後、歌手デビューできずにいる久志(山崎育三郎)にオーディションに挑戦するように勧める。
地方小唄や球団の応援歌を多く手掛けていた裕一。この日の放送では、「大阪タイガースの歌(六甲おろし)」についても描かれた。廿日市から「これで巨人に勝てますよ!」とレコードを手渡されたのは、「大阪タイガース」の名入り法被を着た男性・掛田寅男。掛田は「ありがとう!ありがとう!」と裕一の肩を抱いて、「六甲おろし」を熱唱する。
この掛田を演じたのは元阪神・掛布雅之氏。掛布氏が朝ドラに出演するのは「ふたりっ子」(1996年)以来24年ぶり。「ミスタータイガース」とも呼ばれ、2軍監督も務めたレジェンドの登場に朝からネットは騒然。「貫禄が出ていましたね」「ベテラン俳優かと思った」と1分未満の出演ながら大きなインパクトを残したようだ。19日に開幕したプロ野球では、阪神が巨人に開幕3連敗を喫しており、「朝ドラで『六甲おろし』。週末の悪夢がどうでもよくなった」「巨人に3連敗したけど、タイガースファンに送るエール」「オマリーも呼んでほしかった」「連敗中の阪神にとって景気づけになりますね」と阪神ファンからの反応も相次いでいた。