俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある！』（金曜午後10時）の第4話が16日に放送された。ラストに古田新太演じる犬島ゆずるが初登場したシーンに、視聴者から驚きの声が多く上がっている。

　同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第4話「既読スルーしちゃダメですか？」。キスをしようとした瞬間、ビリビリッと弾け飛んだ市郎（阿部）と渚（仲里依紗）。渚は2人の間に“タイムパラドックス”があるのではないかと疑うのだった。後日、喫茶「SCANDAL」では、井上（三宅弘城）がようやく恩師である市郎と再会。市郎は井上の協力のもと、キヨシ（坂元愛登）のスマホを自分名義に変え、メッセージアプリをダウンロードしてはしゃぎ倒していた。一方、昭和の小川家では、ひょんなことからキヨシがクラスメートのイノウエ（中田理智）に告白されたと話し始め、サカエ（吉田羊）が衝撃を受け、純子（河合優実）は二股だと騒ぎ立てた……という展開。

　コンプラ違反かどうかを検証するカラオケの際、昭和の“ムッチ先輩”こと秋津睦実（磯村）が、令和の“秋津くん”こと秋津真彦（磯村）の父親であることが判明。その後、母親が純子ではないことも明らかになった。

　しかし、渚は市郎の「純子」という言葉に反応。第4話ラスト、市郎に「お父さんに会ってほしい」と誘うと、渚の父・犬島ゆずる（古田）が登場し、市郎に向かって涙ながらに「お父さん」とあいさつをしていた。一方、その裏では渚から真彦に送られた写真には、幼子を抱く純子の姿があった。

　渚と市郎の関係を中心に、登場人物たちの血縁関係が気になるラスト。これにはネットも、「誰か解説して!?」「誰か相関図を！」「古田新太の登場で混乱」「相関図ないともうグッチャグチャすぎる」「わからん、わからん、わからなくなってきた～」「理解が追いついてません！」など、混乱する声が多く上がっている。