俳優の趣里が主人公・福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』（月～土曜午前8時）。第95回が15日に放送され、俳優の藤間爽子演じるタイ子とスズ子との涙の場面が話題となっている。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第95回では、スズ子が靴磨きの少年・達彦（蒼昴）に会いに行き、なんとかタイ子の力になりたいと考えて、おミネ（田中麗奈）に相談をもちかけた。おミネの協力で、いつもより多くの売上を得た達彦だったが、タイ子はお金を返してくるよう言う。見かねたスズ子は家の中に乗り込み、タイ子との幼少期からの思い出話を語っていった。すると、タイ子は徐々に涙を浮かべ、閉ざしていた心を開いていき、互いに抱き合った。

　しかし、タイ子は「地べた這いつくばって何とか生きてんのに、夢をかなえたスズちゃんとウチとでは、天と地や」と涙ながらに打ち明けたのだった。

　この2人のやりとりにSNSでは、「泣いた泣いた朝から泣いた」「号泣しました」「どちらの気持ちも凄くわかる」「タイ子ちゃんの気持ちわかるなぁ」「せめてタイ子ちゃん病気良くしてほしいよ」などの声が上がった。

　また、「藤間さんの演技力すごかったです」「タイ子役の藤間爽子さん、なんか独特の存在感がすごい」「胸に迫る名演だった、もっと見たい」などと藤間への称賛の声があがっていた。

　物語は大阪の下町の銭湯の看板娘として育ったヒロイン・スズ子が、歌の才能を発揮し、戦後のスターとなっていく半生を、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルにフィクションとして描く。