Kis-My-Ft2、新体制後初のツアー完走 「7人のときにできなかったことが今ならできるかも」自信満々

Kis-My-Ft2が、15日に新体制になって初の全国ツアー『Kis-My-Ft2 -For dear life-』の東京公演を国立代々木競技場 第一体育館にて開催した。公演前には囲み取材に応じ、新体制としての気持ちを語った。

囲み取材に応じたKis-My-Ft2
囲み取材に応じたKis-My-Ft2

約4年ぶりの声出しOKのライブ

 Kis-My-Ft2が、15日に新体制になって初の全国ツアー『Kis-My-Ft2 -For dear life-』の東京公演を国立代々木競技場 第一体育館にて開催した。公演前には囲み取材に応じ、新体制としての気持ちを語った。

 今回のツアーは、Kis-My-Ft2のライブとしては、2019年に開催した『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!』以来、約4年ぶりの声出しOKのライブ。コールアンドレスポンスや、ファンにより近いスタンド席を通るトロッコ演出なども盛り込まれた。

 13年ぶりに国立代々木競技場 第一体育館にてコンサートを行ったKis-My-Ft2。メンバーの宮田俊哉は「客席とか天井とかを見て、デビュー発表を思い出してエモかった」と胸の内を明かした。

 また、6人での初のツアーということについて、二階堂高嗣は「最初は不安はありました。でも、ファンのみなさんも不安だったと思いますし、その気持ちを隠す必要もないかなと。そのなかで今の6人なら、7人のときにできなかったことができるのかもと思えました」と力強くコメント。

 歌割りやダンスのフォーメーションなどにも変更があったようで、二階堂が「作り変えるというよりは新しいものを生み出す感覚ですね。新しいパートを歌うメンバーの歌声を聞いて『そんな歌声だったんだ』っていう発見もありました。とくにミヤ(=宮田)。『こんな優しい歌声だったんだ!』って」と話すと、宮田は「僕のファンになりました?」とにっこり。しかし、二階堂が「ごめんなさい、なっていないです」と即答すると、会場は笑いに包まれた。

 本ツアーのライブの演出やセットリストは二階堂が、衣装は玉森裕太が担当した。二階堂は「恥ずかしいんですけど、作っているときはキスマイじゃなくてファンとして『こういうのが見たい』っていうので作っています」と説明。さらに、玉森も衣装について「着ている自分たちもテンションが上がって、見てくださっている方も『かっこいい』ってなるようなものを、メンバーの体格や似合うものをスタイリストさんと話し合いながら作りました」と自信を見せた。

 そして、15日の公演では初夏に通算10枚目となるオリジナルアルバムの発売と3大ドーム(東京、名古屋、大阪)を開催することを発表。二階堂が「アリーナツアーに来ていただいた方も、来られなかった方も、今後も一緒にいい思い出を作っていただけたら」とファンへメッセージを送ると、横尾渉が「タイトルの最初の文字言っちゃいます? 変わるかもしれないけど」とまさかの提案。二階堂は「最初の文字言うの?」とためらいながらも、「現段階では“し”です。絶対わからないと思います」とにやり。宮田は「ドームのライブで映える曲を探しているので、ドームツアーと合わせて楽しんでほしいです!」と期待を込めた。

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