猛暑対策にクールマスクは必須! 意外と釣り用フェイスマスクが「涼しい!!」と評判
ユニクロのエアリズムマスクが6月19日に発売され、発売当日は雨の中、店先に行列ができ、ネットは購入希望者殺到でサーバーがダウン。エアリズムマスクは涼しさをうたってはいないが、“涼しいクールマスク”を期待してのことだろう。“涼しいクールマスク”がこれからの猛暑シーズン、いかに求められているのかがよくわかる。そんな中、海や川の炎天下で使われる釣り用のマスクが話題になっている。“暑い・ムレる・臭う”の通常のマスクの難点をクリアしているのか。釣り以外の用途もあるのか。自身も重宝しているという釣りに詳しいライターの世良康氏に、どんなマスクなのか取材した。
“暑い・ムレる・臭う”の三重苦をクリア
ユニクロのエアリズムマスクが6月19日に発売され、発売当日は雨の中、店先に行列ができ、ネットは購入希望者殺到でサーバーがダウン。エアリズムマスクは涼しさをうたってはいないが、“涼しいクールマスク”を期待してのことだろう。“涼しいクールマスク”がこれからの猛暑シーズン、いかに求められているのかがよくわかる。そんな中、海や川の炎天下で使われる釣り用のマスクが話題になっている。“暑い・ムレる・臭う”の通常のマスクの難点をクリアしているのか。釣り以外の用途もあるのか。自身も重宝しているという釣りに詳しいライターの世良康氏に、どんなマスクなのか取材した。
話題の釣りマスクとは、「ベンチレーションクールネック&フェイスカバー」という商品で、ダイワブランドを展開する株式会社グローブライドから発売。商品は筒形で、頭からかぶって、首から顔の下半分をすっぽり隠すように装着。生地がやわらかく、上下左右にしなやかに伸縮するので、装着はスムーズ。見た目は暑苦しそうだが、「炎天下ではむしろ涼しさを感じます」と世良氏。
「アイスドライという最先端の冷感・吸汗・速乾素材を採用していて、生地が肌に触れるとひんやり冷たく、汗をかいても吸水放出してくれるのでサラサラで、嫌なニオイもマスクの中にこもらず、気持ちよく釣りができます」
通常のマスクは汗や水分の吸収が悪いので、とくに口周りがベタつきやすい。また、冷感と銘打っていても、冷たいのは最初だけですぐに暑苦しくなるものが多い。しかしこのフェイスマスクは接触冷感素材なので、付けていると意外にひんやり感があるのだ。
メガネが曇らず日焼け予防にも
顔の半分を覆って息苦しくないのだろうか。
「鼻から口の部分は細かなメッシュ構造で通気性があり息がしやすく、普通のマスクのように息が上方に漏れないので、釣りに必須の偏光サングラスも曇らないのがいいですね。これならメガネも曇らないので、メガネをかけている人にも良いのではないでしょうか」
紫外線から肌を守るUVカット機能もあり、耳まで覆うようにかぶれば、首や顔の日焼け防止の効果もより大きい。
さらに、もう1つ便利機能がある。
「口元は必要な時に開放できる構造になっているので、マスクを外さなくても水分補給ができます」
片手にサオ、もう一方にペットボトルを持って水や清涼飲料を気軽に飲めるというわけだ。