菅田将暉、映画『きみセカ』主題歌制作やり直し「一度だけでもない」 竹内涼真は驚き「知らなかった」

俳優の竹内涼真、菅田将暉が7日、都内で行われた『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の公開記念舞台あいさつに菅原伸太郎監督とともに出席した。

舞台あいさつに参加した竹内涼真(左)と菅田将暉【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに参加した竹内涼真(左)と菅田将暉【写真:ENCOUNT編集部】

菅田「最初は(竹内演じる主人公)響の最期を称えるような賛美歌っぽい曲を作った」

 俳優の竹内涼真、菅田将暉が7日、都内で行われた『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の公開記念舞台あいさつに菅原伸太郎監督とともに出席した。

 ゴーレムウィルスという噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描く。2021年1月に日本テレビとHuluの共同製作ドラマとして、放送がスタート。Huluにてシーズン4まで配信されている。

 主題歌を担当した菅田は、制作秘話を紹介した。菅原監督が「一度作ってもらった曲があった。優しさよりもかっこよさの曲で、映画全体を考えると違うテイストがいいのかなって、もう一回作り直してもらっていいですかって、人づてに言ってもらった」と話すと、菅田が「一度だけでもない」と明かした。

 作り直しの際に「レクイエム」というワードが出たといい、菅田は「最初は(竹内演じる主人公)響の最期をたたえるような賛美歌っぽい曲を作った。でもレクイエムかなって。響に対する曲を流したいってことで作りました」と回想。竹内は作り直しがあったことをこの場で聞いたようで「知らなかったです」と目を丸くしていた。

 約4年続いた撮影で「間が空くとまた響になれるのか怖い」と不安もあった竹内だが、菅田が歌う主題歌によって「もう1回頑張れるかなって、前向きな気持ちになれた。背中を押してもらった」と感謝。出来上がった主題歌を撮了の日に改めて聴いて「なんとも言えない感じになった。自分の演技をもう1度考えさせられるような、新しい感情になった。あの歌を聴いた瞬間、完結した。そんな感情だった」と感慨深く語った。

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