丸山礼、福岡の空港で偶然出会った先輩芸人からの一言に感激「憧れてやってきてよかった」
俳優の丸山礼、渡邊圭祐がTBSドラマ『すっぴんヒーロー』の取材会に応じ、お互いの印象や、撮影中のハプニングを明かした。放送は24日午後2時から。
2月24日午後2時から放送(※一部地域をのぞく)
俳優の丸山礼、渡邊圭祐がTBSドラマ『すっぴんヒーロー』の取材会に応じ、お互いの印象や、撮影中のハプニングを明かした。放送は24日午後2時から。
本作は、変身すると最強パワーを手に入れる代わりに“すっぴん”になってしまうという、悩めるスーパーヒーローの恋と勇気と葛藤を描いた新感覚ヒーロー・ラブコメディー。丸山は、スーパーマーケットの店員として働くかたわら町の平和を守るために日々こっそりと活躍するスーパーヒーロー・ひろこを演じる。責任感が強く、困っている人がいたら見過ごせない性格の心優しきヒーローなのだが、誰もが想像する“格好良い”スーパーヒーローの姿からは程遠く、変身すると超人的なパワーを手に入れる代わりに「すっぴん・めがね・スウェット」という何とも言えないスタイルになってしまう。巷で“すっぴんヒーロー”と呼ばれているひろこは、過去のトラウマから自分のすっぴんが恥ずかしく自信が持てないため、ヒーロー姿の自分を見られないよう正体を頑なに隠しながら戦っている。
そんなある日、ひろこは町の交番に赴任してきたさわやかな警察官・藤崎(渡邊)に出会い、一世一代の恋に落ちる。なんとか初デートに漕ぎつけ、2人の距離も徐々に縮まっていくのかと思いきや、町に怪しい悪の気配が忍び寄る。自分の正体を知らない藤崎の横で、ヒーローとして戦わなければいけない責任感と、好きな人にすっぴんを見られたくない乙女心の間で葛藤するひろこ。はたして、ひろこは町の平和と恋心の両方を守ることができるのか。
以下、丸山と渡邊のインタビュー。
――撮影期間の雰囲気は。
丸山「4日間しか撮影がなかったので、タイトな感じ。あまり深い話をしていないんですけど、でも我々はリハーサルがすごくありました。(撮影中は)楽しい和気あいあい系だったと思います」
渡邊「4日間で撮りきらなくちゃいけなくて時間に追われていましたが、現場の雰囲気が悪くなることもなく、見ている人にポップな印象を与える空気感だったと思います」
――お互いの印象は。
丸山「顔面の余白がない。私が表示150%っていう感じだとしたら、彼は30%って感じ。そういう印象を抱きました。かっこいいスラッとした人が“私のこと見てる”みたいな感じでした」
渡邊「やっぱりテレビで見る印象だったり、YouTubeで見る印象を持っていたので、明るい方なんだろうなって思ってたんですけど、ものすごく真面目ですね。恐ろしいくらい。すごく真面目だし、すごく不器用なんです」
丸山「2つのことを同時にできません(笑)。確かに、不器用ですね。でも、すごく構ってくださって、『今こうしたらいいですよ。今こっちに来てください』っていうのを、すごくサポートしていただきました」
――丸山はTBSドラマ初主演。オファーが決まったときの心境は。
丸山「興奮は遅れてやってきました。あとラブストーリーをやったことがなかったので、すごく緊張しましたね。今までコントのようなドラマとか役柄が多かったので、結構封印しなきゃいけないんじゃないかなと心構えはしました」
――“すっぴんヒーロー”を演じるにあたり、準備したことは。
丸山「すっぴんになって、“メイクしてる時との差が欲しい”っていう話になったので、眉毛は1か月ぐらい手入れやめましたね。あと(スーパーで)働いている人の役なので、タクシーで移動しすぎるのやめました」
――丸山はお笑いと演技の仕事を両立。演じることへの思いは。
丸山「何かやりきる面では一緒なのかなと思いますし、お笑いがなかったら、ここまでの私にはなってないので、コントをやらせてもらった上での、こういう演技のお仕事なのかなっていうのは、すごく感じています」
――スーパーヒーローみたいに自分自身が超絶な力を得られるとしたら、どういった能力が欲しい。
丸山「力が欲しいのは、掃除する力とか。本当に掃除が苦手で、足の踏み場がたまになくなっちゃう時があるので、掃除するパワー欲しいですね」
渡邊「料理できるようになりたいですね。包丁さばきすごい! みたいな」
――自身にとってのヒーロー像は。
丸山「ロバート秋山さんとこの間、福岡の空港でたまたま会ったんですけど『礼ちゃん』って言われて、誰だろうと思ったら秋山さんで『俺みてえな女がいると思ったよ』って言われて、“すごくかっこいい”って言いました。この人に憧れて芸能界やってきて良かったなと思いますし、すごく追いかけたいヒーローです」
渡邊「兄、父とか母ですね。シンプルにそこを見て育ったので」