高良健吾、なかなか禁煙できず嘆き 最長7か月記録も「現場で嫌なことあると吸っちゃう」

俳優の高良健吾が3日、都内で行われた映画『罪と悪』の公開記念舞台あいさつに大東駿介、石田卓也、齊藤勇起監督とともに出席した。

イベントに登場した高良健吾【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した高良健吾【写真:ENCOUNT編集部】

元喫煙者の石田は寂しそう「(喫煙所での会話は)僕は聞けないので…」

 俳優の高良健吾が3日、都内で行われた映画『罪と悪』の公開記念舞台あいさつに大東駿介、石田卓也、齊藤勇起監督とともに出席した。

 齊藤監督によるオリジナル脚本で、20年前と現在を繋ぐ2つの殺人事件の真相を描く、本格ノワールミステリー。主演を務めた高良は「公開日のきのう、朝からセンチメンタルな気持ちになった。何でかというと、うれしさはあるけど自分の元を羽ばたくのでその寂しさもあって。それで監督に連絡したら、監督は初日の1番最初の回で作品を観ていた。みんなこの映画に思い入れがあるんだって思った」としみじみだった。

 周囲の知人も本作を鑑賞してくれたと報告し、「信頼している映画大好きな方が観てくれた。あとは仲のいい後輩の俳優2人が観てくれて、絶賛してくれました。俳優が『炎みたいな映画』と言ってくれて、一言で分かりやすい感想をくれた」と語った。

 本作のクランクイン前、10代の頃から知っている大東、石田と久しぶりに顔を合わせて作品について話し合いを行ったという。高良は「5、6時間話した。同じ方向を向いていないと違う作品になるので、その確認でした。普段、そういう時間はないので貴重な時間。それがなかったら、違う映画になっていたのでは」と振り返った。

 きょう2月3日は節分の日とあって、「祓いたい悪は?」との質問が投げかけられた。高良は「面白くないのしか思いつかない。気の利いたことを言えたらいいんですけど……」と回答に悩みながらも、「一発目に頭に浮かんだのは“禁煙”でした。やめたいですね、何度も何度も(禁煙を)試みている。最長7か月とかやれたけど、現場で嫌なことあると吸っちゃうんですよね」となかなか禁煙できず嘆いた。

 もともと喫煙者だったが現在は吸っていないという石田は、「この業界にいると、喫煙する時間が打ち合わせの時間になる。今はもうやめているので、(喫煙所に)行けない自分も嫌だったりする。(喫煙所での会話は)僕は聞けないので……。仲間はずれになるので」としょんぼりと話すと、高良は「よくこの3人(自分と大東と監督)で吸っていたもんね」と語った。

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