大崎洋氏、ダウンタウンとの“意味深な”思い出語る「人懐っこい松本と浜田を見て」

吉本興業ホールディングス前代表取締役会長の大崎洋氏が31日、レギュラーDJを務めるFM大阪『らぶゆ~おおさか』(水曜午後8時)に出演した。ダウンタウンの育ての親といわれる大崎氏は、冒頭でデビー・レイノルズの楽曲「タミー」を流した後、大阪・心斎橋筋2丁目劇場の開設時を振り返り、「いま注目になってる」と週刊文春による性加害疑惑報道を受け、文春側を提訴した松本人志について触れた。

大崎洋氏【写真:ENCOUNT編集部】
大崎洋氏【写真:ENCOUNT編集部】

FM大阪『らぶゆ~おおさか』に出演

 吉本興業ホールディングス前代表取締役会長の大崎洋氏が31日、レギュラーDJを務めるFM大阪『らぶゆ~おおさか』(水曜午後8時)に出演した。ダウンタウンの育ての親といわれる大崎氏は、冒頭でデビー・レイノルズの楽曲「タミー」を流した後、大阪・心斎橋筋2丁目劇場の開設時を振り返り、「いま注目になってる」と週刊文春による性加害疑惑報道を受け、文春側を提訴した松本人志について触れた。

 大崎氏は「いま注目になってるダウンタウンの松本人志君と浜田雅功君の劇場です。小屋です」と劇場を紹介。その後、非常階段、今田耕司、東野幸治、おかけんた・ゆうた、木村祐一、板尾創路、ほんこんら当時のメンバーの名前を列挙した。

 約40年前に米ニューヨークを視察した際、現地に事務所を構えていた東京の大手音楽事務所で、外国人の売り込む姿などに刺激を受けたという大崎氏。「大阪へ帰ったら、いつかオレもオープンハートでオープンな事務所で『私面白いんです』『僕ネタ出来たんです』『オレ、ギャグできんねん。大崎さん見てください』みたいな、そういう事務所と言うか、ちっちゃなスペースを作りたいなって漠然と思ってて。で、心斎橋のあのちっちゃい小屋を『そうだ、ニューヨークみたいにしたろう』と思って始めたんです。それが心斎橋2丁目劇場。高校を出て、吉本のNSCという学校に入って、まあ汚~い、暗~い、柄の悪~い、愛想の悪~い松本、浜田を見たときに『あっ、こいつらとやろう』『こいつらと大阪の心斎橋の端のちっちゃなスペースの小屋から世界に行ったんねん』って。28歳かな、29歳かな、そのときに思ってました」と振り返った。

「『2丁目お笑い探検隊』とかっていうのをやって、そこで松本や浜田や今田や東野やキム兄やみんなに『漫才すんな。漫才やりたいんやったら花月に行け。漫才以外やったら何やってもええ。縄跳びしながらギャグいうてもかまへんし、紙3枚くらいに絵描いて、紙芝居みたいにしゃべってもええし、なんでもええ。漫才だけはやるな。アンチ漫才』みたいなことでスタートしました。まだ『4時ですよーだ』ってテレビも始まってない頃です」と懐かしそうに語り、山田花子や島田珠代らの名前も挙げた。

 そして『タミー』を聞くと、「古き良き時代のアメリカ、初めて訪れたニューヨークとともに汚~い、暗~い、でもなんか人懐っこい松本と浜田を見て『ああこいつらと世界に』って思った、その3つの僕の思いが重なってるんで、『タミー』って曲はいつも聞いたりしてます。ああ、すいません、なんか思い出話になってしまいました」とまとめた。松本は8日に裁判に注力するため活動休止を発表した。時期的に意味深な内容の『思い出話』となった。

 その後も大学生に対し、近場でもいいからと「旅」を勧めて「絶対に幸せな出会いがある」と説いたと語り、自身に置き換えると、松本、浜田、島田紳助さんらがそうだったとした。大崎氏は「必ず出会いがあるので、その人たちに影響を受けたり、相談をしたりして、悩みや勇気をもらったりして。だから旅に出なさいと話をしました」とした。

 大崎氏は昨年6月に吉本を退社。現在は2025年大阪・関西万博催事検討会議の共同座長を務めている。番組は1月3日にスタートし、初回でも自身の過去を振り返り、「松本君や浜田君やいっぱい幸せな出会いがあって」などと語っていた。

※大崎洋の「崎」の正式表記はたつさき

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