ムロツヨシ、撮影中ボロ衣装に引火するハプニングに林遣都は呆然 「消してことなきを得たけど」
俳優のムロツヨシが29日、東京・普連土学園中学校・高等学校にて行われた映画『身代わり忠臣蔵』(2月9日公開)直前イベントに登壇。撮影中に起きたハプニングについて語る場面があった。
女子高生に胸キュンせりふ求められ「林遣都くんじゃないんだよ!」
俳優のムロツヨシが29日、東京・普連土学園中学校・高等学校にて行われた映画『身代わり忠臣蔵』(2月9日公開)直前イベントに登壇。撮影中に起きたハプニングについて語る場面があった。
同作は、日本中で愛される時代劇「忠臣蔵」をベースに、「身代わり」という斬新なアイデアが加わって生み出された、時代劇ヒットメーカー・土橋章宏氏の同名小説が原作。主演のムロは、吉良孝証とその兄・吉良上野介を演じた。1人2役は同作が初となる。
同作を鑑賞した普連土学園中学校・高等学校の生徒約500人の前に、サプライズでムロが登場すると、生徒たちからは大きな歓声が上がった。ムロは「ざわついてますが、テレビカメラいっぱいありますね。各局来てますよ。どこが使われるかわかりません」とテレビが来ていることを説明。同イベントは、MCなしで行われたため、自ら「お話したい方がいたら挙手してもらって。映画の感想や、伝えたいことなどがあれば」と質問を募集した。
「共演者とのエピソードを教えて」とリクエストをもらうと、同作で2回目の共演となった林遣都とのエピソードを語り始めた。「京都の撮影所はとても寒いので、2人で『寒い寒い』って言いながら撮影に呼ばれるまで待ってたんだよ。一斗缶に燃えるものを入れて、それをストーブにしてたんだけど、孝証の最初の服はボロボロでしょ。それを着て、(ストーブの)横を通ったら火がついたんだ」と衝撃発言。
服に一気に燃え広がったというが、その場にいたスタッフと林はぼう然と立ち尽くしていたという。「消してことなきを得たけど、スタッフさんも立ち止まるんだよね。遣都くんも悪くないよ。『どうにもできなかった』と言ってました」と言い、生徒たちを笑わせた。
また、中にはお願いごとをする生徒も。「高校2年生でもうすぐ受験なので、受験頑張れる胸キュンせりふをお願いします」と頼まれると、「絶対に言う人間違えてんじゃん! 林遣都くんじゃないんだよ! 胸キュンわからないもん! 48歳だよ!」と慌てていた。迷った末、この要求に「受験頑張って合格したら、一緒に飯行こう」と応えると、生徒からは大歓声。このせりふを受け取った生徒は「お誘い待ってます!」と声を弾ませていた。