田村淳、松本人志問題での吉本の対応に苦言 苦しむ後輩芸人には「何とかしてあげたい」
お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が28日、フジテレビ系『ワイドナショー』(日曜午後10時)に出演し、ダウンタウン・松本人志の問題をめぐる吉本興業の対応に苦言を呈した。
フジテレビ系『ワイドナショー』でコメント
お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が28日、フジテレビ系『ワイドナショー』(日曜午後10時)に出演し、ダウンタウン・松本人志の問題をめぐる吉本興業の対応に苦言を呈した。
この日、同番組は松本が性的行為強要疑惑を報じた週刊文春の発行元である文藝春秋社を提訴したこと、吉本興業が初動とは一転して騒動を謝罪したことなどを取り上げており、コメントを求められた田村が言った。
「まず、裁判に入るということなので、経緯を見守るしかないのですが、僕は所属事務所なので、きちんと苦言を呈したいなと思います。初動、いつも吉本興業ってミスってるなという印象があります。うまくいったことがあるのかなと思って」
その上で「僕も含めて素行がよくない人が集まっているじゃないですか」と苦笑し、「だから、危機管理チームを入れていいくらい大きな事務所になっているんじゃないかなと思います」と指摘した。
また、特集の終盤にMCの東野幸治が「(飲み)会を開いた後輩芸人も苦しい立場にあります」とコメントすると、田村は「裁判もできず、声を上げることもできずに仕事だけ失っている人たちがいるじゃないですか。そこを何とかしてあげたいなと思いますけど」と語った。それに呼応するように、ゲストの泉谷しげるが「そこは(松本が)男気を見せて、『みんな悪くないよ』と言うくらいのことを言ってほしいな」と指摘した。
松本をめぐる報道で「松本に女性をアテンドした」と名前の挙がったスピードワゴンの小沢一敬については、所属事務所が今月13日に「当面の間、芸能活動を自粛する」と発表した。たむらけんじは10日にラジオ番組で飲み会の事実を認め、性加害については否定。告発した女性らに対して「なにか不快な思いをされたからこうやってお話したと思うんですね。そこに関しては謝りたいと思います」と謝罪した。