プリンセス プリンセス、36年前のライブ・フィルムを上映 岸谷香「私の青春の全て」
5人組女性バンド・プリンセス プリンセスの一夜限りのプレミアム上映会が3月21日に東京と大阪で開催されることが、23日に発表された。
うちわやサイリウムの持ち込み可能の応援上映
5人組女性バンド・プリンセス プリンセスの一夜限りのプレミアム上映会が3月21日に東京と大阪で開催されることが、23日に発表された。
プリンセス プリンセスは2023年2月20日にメンバーの出会いから40周年を迎えた。同年3月から「メンバーの出会いから40周年企画」として、全ライヴ映像や全ミュージックビデオを12枚のBlu-ray Discにまとめた永久保存盤Blu-ray Box「DIAMONDS STORY」を発売し、同時に全国16都市21館の映画館でライブ・フィルムの上映会を行うなど、企画を行ってきた。
1年を通して行われた企画の千秋楽イベントとして、この3月21日にシネマート新宿とシネマート心斎橋でライブ・フィルムを上映する。今回のライブはメンバーの出会いから5年が経過した『PRINCESS2 PANIC TOUR ~HERE WE ARE~』+『LET’S GET CRAZY LIVE AT 武道館』(劇場版5.1chデジタル・リマスター)で、どちらも今から約36年前の1988年のプリンセス プリンセスのパフォーマンスを収めた作品。80年代のガールズバンドブーム前夜を捉えた貴重な映像となる。さらに、プリンセス プリンセスのライブMVとして『瞳だけはみつめない』のライブ映像を世界初配信する。
会場では“応援上映”が可能だといい、発声、応援、歓声、拍手、歌唱が許可されている。また、うちわ、タオル、サイリウムなど応援グッズを持ち込むこともできる。今回の上映にあたりボーカルの岸谷香は、「これらの作品は、ご来場頂いた皆様の青春でもあり、また、それは紛れもなく、私の青春の全てでもあります。あの時代を我武者羅に駆け抜けた私達が、今を生きる私達の力になりますように」とコメントしている。以下、メンバーのコメント全文。
○岸谷香
「これらの作品は、ご来場頂いた皆様の青春でもあり、また、それは紛れもなく、私の青春の全てでもあります。あの時代を我武者羅に駆け抜けた私達が、今を生きる私達の力になりますように」
○中山加奈子
「私は解散後、自身のバンドVooDoo Hawaiiansで23年活動していますが、改めて思うのはバンドにはその瞬間にしか生み出せないミラクルがあると言うことです。プリンセス プリンセスにもそんな素敵な化学反応が起こりました。それが一番伝わるのはLIVEだと思います。あの日々を共有された方はもちろん、今回初めて観る若い方にも、あの時の5人が起こした奇跡の瞬間を映像を通して目撃していただけたら幸いです」
○富田京子
「17歳の私の小さな挑戦を、負けず嫌いな赤坂小町を、今は誇りに思います。こんなに大切にしてもらって、プリンセス プリンセスは幸せなバンドです」
○今野登茂子
「どんな方々が集ってくださるのかしらと想像して、今からもう胸が高鳴ります。なんだか、あの時のパワーでまた少し元気になれそうですね。私たち5人のメンバーが集まってから40周年という区切りを、このようなスペシャルな形でお祝いしてくださる皆様に感謝いたします。ありがとうございます」
○渡辺敦子
「私たちのBANDの40周年を祈念し、今回の企画を立案し現実化してくださったスタッフの皆様に感謝申し上げます。また、この場をお借りして、いつも応援してくださったファンの皆様改めてありがとうございます! プリンセス プリンセスの作品は、永遠のダイアモンド。後世に語られ受け継がれ、沢山の方々に愛され、観て聴いていただけたら本望です。劇場での上映! 若かりし自分に再会したい気持ちや照れくさい気持ちも多々あるけれど……。いつでも『ダイアモンドだね~』と合唱していただけたら幸いです」