KinKi Kidsの堂本光一が20日、都内で行われた『2024年_Endless SHOCK』製作会見に、Sexy Zoneの佐藤勝利、中山優馬、KAT-TUNの上田竜也、中村麗乃、綺咲愛里、前田美波里、島田歌穂らとともに出席した。

　2024年公演は、現・帝国劇場（1966年開場）の25年2月の建て替えのための休館に伴う、クロージング ラインナップの一環として上演される。4～5月に帝国劇場公演、7月中旬から8月中旬にかけての大阪・梅田芸術劇場、9月に福岡・博多座、そして11月に現・帝国劇場最後の公演を行う。

　代役なしの単独主演記録1位2018回（現記録は森光子さん主演『放浪記』1961年～2009年の2017回）を達成し、記録を更新しようとしている。5月9日夜の本編上映で前人未踏の2018回達成予定。この5月9日は、2012年11月10日に亡くなった森光子さんの誕生日でもある。

　光一は「びっくりなんですよ。こんなことってあるんだなっていうくらい。本当に偶然なことなんですよね。コロナ禍もあって、中止したこともありましたし、こんな計算なんてできない。とても不思議なことが起きました。本当に驚きました」と衝撃を受けたことを明かした。

　天国で見守る森さんに伝えたい言葉を問われると「常々言わせていただいているんですけども森さんがやってきたことと自分がやってきたことを比べるなんてことは全く出来ない。森さんの偉大な記録というか……　森さんがエンタメ業界に残した功績、そういったものを胸に刻みながらやらせていただくだけだと。森さんはこのSHOCKのファンと仰ってくださっていた。思い返せば、毎日公演の前に差し入れをいただいて、僕がステージに立ってきた」と感謝の気持ちをあらわにした。

　そして「常に応援してくださった方なので記録を超えるだとか意識はなくて、1つ1つの公演に、命を燃やしてやってきた。それに尽きると思う。まわりの方は『おめでとう』って言ってくださるんですけど、自分としては今まで通り、1つ1つの公演を大切にやらせていただいて、今まで森さんが支えてくださったことに対しても感謝の気持ちを乗せてやらせていただけたらなと思ってます」としみじみ語った。