アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」が4年ぶりに日本で開催する格闘技イベント「ONE 165: スーパーレック vs. 武尊」（28日、東京・有明アリーナ／ABEMA PPV ONLINE LIVEで国内独占生中継）。8人の日本人ファイターが登場するONEとはいったいどんな団体なのか。ABEMA格闘チャンネルの公式Xが興味深いデータを投稿している。

　今大会にはメインの武尊のほか青木真也、秋山成勲、若松佑弥、平田樹、三浦彩佳、山北渓人、箕輪ひろばが登場する。平田と三浦の対戦以外は対外国人戦だ。

　ONEにはこれまで97人の日本人が参戦。ABEMAのデータによると合計した戦績は360戦178勝180敗で勝率は49％。ギリギリ半分を割ってしまっている。世界の強豪擁するONEで日本人戦士たちは苦戦しているようだ。一方でフィニッシュ数は106で、フィニッシュ率は59.6％となった。

　そんななか、歴代日本人の勝利数で1位なのは、今大会へ向け「最後の闘い」と発言した2012年から参戦している青木だ。ONEでの戦績は21戦13勝、勝率は62％となっている。フィニッシュ数は11でフィニッシュ率は85％と高い水準を保っている。

　メインに抜てきされている武尊は今回がONE初参戦。K-1では「負けるはずない」と言われていた武尊だが、外国人ファンの勝敗予想は残酷な結果に。78％のユーザーがスーパーレック勝利を予想している。

　武尊が挑むONEチャンピオンシップは、まさに“修羅の国”となっている。