俳優の中村倫也、賀来賢人が20日、都内で行われた『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』大ヒット御礼挨拶に声優の江口拓也、種崎敦美、早見沙織、松田健一郎とともに登壇した。

『少年ジャンプ＋』にて2019年3月より連載がスタートした人気漫画『SPY×FAMILY』の初劇場版作品となる今作は、家族旅行に行くところから物語が動き出す……というオリジナルストーリー。12月22日の公開初日から1月19日までの29日間で観客動員数370万人、興行収入50億円を突破した。

　中村と賀来は、ゲスト声優として本作に参加し、東西平和の転覆をもくろむ軍情報部の特別偵察連隊の一員を演じ“敵役”として出演。大ヒットを受け中村は、「とんでもないことになるぞと思っていたんで、2024年末までロングランしたらおもしろいですね。聞いたことないじゃないですか」と語った。

　賀来は反響について、「うちの子がずっと見ている。この前、劇場に行かせていただいて熱狂がスゴいんです」と大喜び。種崎が「お子さんはパパって分かっているんですか？」と質問すると、「内緒で行きたかったんですけど、僕がかっこよく決めてパンフレットに載っているもんだから、『パパ出るの？』って気づいていました」と明かした。

　今だから話せる裏話を披露するトークコーナーでは、37歳の中村がトイレのシーンに触れて、「我慢しているのをずっと見張っていて、元のせりふは『もう出るのか？』『トイレ行くか？』みたいなのだったんですが、天然で間違えて『うんこ出たか』とアフレコした。間違えたんですけど、『それおもしろいので使いで』みたいな」とカミングアウト。さらに、「そのやりとりを見て、なぜか賢人が興奮していました。40歳手前でうんこで爪痕を残すとは……」と話すと、会場は大爆笑に包まれていた。

※種崎敦美の「崎」の正式表記はたつさき