お笑い芸人のチャンス大城が18日、「カラオケまねきねこ」渋谷本店で行われた映画『カラオケ行こ！』公開記念イベントに主演の綾野剛、齋藤潤、やべきょうすけ、吉永秀平、山下敦弘監督と共に出席した。出席し、高校時代不良にいじめられていたとき心の支えになっていたことを明かした。

　本作は、和山やまの人気コミックを実写映画化。ある事情から歌をうまくならなければいけなくなったヤクザの成田狂児（綾野）が、合唱コンクールの強豪校・森丘中学校合唱部部長の岡聡実（齋藤）に歌の指導をお願いする姿が描かれる。

　大城が演じたのはヤクザの尾形。劇中ではやべ演じる唐田、吉永扮する銀次らと共に、超個性的な歌声を披露しているが、この日はカラオケ店でのイベントということで、それぞれがアカペラで歌声を披露することに。

　チャンスは「歌わせていただきますね」と意気揚々と、スーパーハイトーンボイスで米津玄師の『Lemon』を熱唱。あまりに個性的な歌声の披露に会場が微妙な雰囲気に。

　そんな中、チャンスは「僕はX JAPANさんがずっと好きなのですが」と話し出すと「高校のときに不良にいじめられて山に埋められたことがあるのですが、X JAPANさんの曲に支えられていたんです」と告白する。

　続けてチャンスは、本作でX JAPANの『紅』が大きな役割を果たすことに触れ「綾野さんや潤くんの『紅』を映画館で聴いてしびれました。しかもYOSHIKIさんが（映画について）2回もリツイート（リポスト）してくれたんです。ものすごくうれしかったんです」と感激していた。