土屋太鳳、富士山の登山メンバーを募集 観客に呼びかけ「つらくなったら私がマッサージするので」

俳優の土屋太鳳が17日、都内で行われた映画『マッチング』(2月23日公開)の完成披露試写会に、Snow Manの佐久間大介、俳優の金子ノブアキ、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督と共に出席。富士山に一緒に登ってくれる人を募集する場面があった。

イベントに登壇した土屋太鳳【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した土屋太鳳【写真:ENCOUNT編集部】

撮影は「本当につらいことがいっぱいあった」

 俳優の土屋太鳳が17日、都内で行われた映画『マッチング』(2月23日公開)の完成披露試写会に、Snow Manの佐久間大介、俳優の金子ノブアキ、杉本哲太、斉藤由貴、内田英治監督と共に出席。富士山に一緒に登ってくれる人を募集する場面があった。

 同映画は、マッチングアプリによって増えた「出会い」の裏に仕掛けられた恐怖を、完全オリジナルで描いた新感覚サスペンス・スリラー。ウェディングプランナーの仕事は充実しながらも、恋愛音痴な主人公の輪花役には土屋、輪花とアプリでマッチングする狂気のストーカー永山吐夢役は佐久間はが演じた。

 あいさつを求められた土屋は「ごあいさつさせていただく前に、激しい揺れによって大変な状況にいらっしゃる方々にお見舞いを申し上げるとともに、心を寄せたいと思います」と、元旦に発生した「令和6年能登半島地震」の被災者へメッセージを送った。

 役を演じた上で、印象に残っていることを聞かれると「内容的に、本当につらいことがいっぱいありました」と土屋。「目から感情って伝わると思うので、常に輪花のつらい目であることを意識していました。『本当にこんな出来事あるのかな』って演じながら思うこともあったんですけど、実際にニュースを見ると結構つらいことがあって。意識的につらいニュースを見るようにしていて、心がつらくなっていた思い出があります」と振り返った。

 同作品の内容にちなみ「人生における運命的な出会い」をテーマにトークする場面も。土屋は、小学3年生の時にテレビで視聴したという『シザーハンズ』との出会いをあげ「衝撃を受けました。大切な人を守りたいのに、助けたいほど好きな人を切ってしまうシーンがあるんです。それを見て号泣してしまって。『演技はこんなに人の心を動かすんだな』と思って、いろいろな役をやらせていただく時も、毎回思い出しています」と感慨深い表情で語った。

 司会から「『シザーハンズ』との出会いが、土屋さんの人生を大きく変えたんですね」と振られると「大きく変えましたね。衝撃すぎて」と答え、「今はあれがお芝居だって思えるけど、あのときは本当に起きていることだと思っちゃって。感情移入して、集中して見ちゃいました。大切な出会いだったなって思います」と口にした。

 マッチングアプリを題材にした映画ということで、マッチングアプリのプロフィールを公開する企画も実施。土屋のプロフィールの自己紹介欄に「東京生まれの野生児」と書かれているのを見た佐久間は「東京生まれで野生児なんですね!?」と目を丸くした。また、プロフィールには「富士山に登りたい」とも書かれており、土屋は「ぜひ、富士山に一緒に登ってくださる方お待ちしております!」と観客に呼び掛け、「つらくなったら私がマッサージするので」と続けた。

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