鈴木おさむ氏、引退作『離婚しない男』の目標は「バズること、トレンド1位。それしか考えていない」

 3月31日をもって放送作家を引退する鈴木おさむ氏がこのほど、地上波の連ドラ最後の脚本として携わったテレビ朝日系連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(20日スタート、土曜午後11時30分)のスペシャル対談公開収録に、主演の伊藤淳史、共演の小池徹平とともに出席した。同作への自信をにじませ、「バズることを目標にしている」などと語った。

イベントに登場した鈴木おさむ【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した鈴木おさむ【写真:ENCOUNT編集部】

今後は「書かない男」

 3月31日をもって放送作家を引退する鈴木おさむ氏がこのほど、地上波の連ドラ最後の脚本として携わったテレビ朝日系連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(20日スタート、土曜午後11時30分)のスペシャル対談公開収録に、主演の伊藤淳史、共演の小池徹平とともに出席した。同作への自信をにじませ、「バズることを目標にしている」などと語った。

 収録冒頭にあいさつを求められた鈴木氏は「3月31日で放送作家、脚本業をやめさせていただくんですけど」と引退について触れ、「やめるとなって、脚本のオファーをいただいて、長年一緒に仕事してきたテレ朝の方に『どうせやめるならバズるドラマを1本作って辞めてくれ』って言われたんです(笑)。なので、バズることを目標にしてすごいドラマを作りました。結構すごいの作って辞めていくなと思っています」と胸を張った。さらに「(放送後は)絶対にトレンド1位。それしか考えていない。絶対にトレンド1位です」と自信。伊藤は「1位になる要素がいっぱいですもんね」と共感した。

 ドラマのタイトルにちなみ、今後の目標を「〇〇しない男」とかけて発表する場面では「僕はシンプルですね。『書かない男』です」と言い、「辞めるので! 締切締切の毎日、もういやです。本当に書かないです」と宣言した。

 最後に、締めのコメントを求められた鈴木氏は「最後に文学的な作品ではなく、こんなぶっとんだ作品を作れたことが、自分の中で最高だなと思っておりますので、本当にヒットしてほしいと心から思っております」と願いを口にしていた。

 同作品は、漫画家・大竹玲二氏による漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)を原作にドラマ化。大手新聞記者の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤)は、妻・綾香(篠田麻里子)の不倫を目撃し、離婚を決意する。娘の親権を獲得するために準備を進めるが、相談した敏腕弁護士から「父親の親権獲得率はわずか1割」という現実を突きつけられる。渉は相棒となった探偵の男(佐藤大樹)とともに、妻の不倫の証拠集めにいそしみ、親権獲得を目指す。

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