石川県舞台の映画『レディ加賀』配給収入5%を義援金に 小芝風花「少しでも力になれたら」
映画『レディ加賀』(2月9日全国公開)の完成披露舞台あいさつが15日、都内の劇場で行われ、主演の小芝風花をはじめ松田るか、青木瞭、中村静香、メガホンをとった雑賀俊朗監督が出席した。
2月9日全国公開
映画『レディ加賀』(2月9日全国公開)の完成披露舞台あいさつが15日、都内の劇場で行われ、主演の小芝風花をはじめ松田るか、青木瞭、中村静香、メガホンをとった雑賀俊朗監督が出席した。
10年前に加賀温泉を盛り上げる為に結成された旅館の女将たちによるプロモーションチーム「レディー・カガ」から着想を得て企画された本作。旅館の新米女将たちがタップダンスチームを結成し、挫折やトラブルを乗り越えながら、歴史ある温泉郷に元気を与える姿を描いている。
石川県加賀市が舞台とあって、元旦に発生した「令和6年能登半島地震」について触れた雑賀監督は「心が痛みました。なんとか石川県のみなさんに恩返しと、応援したいという思いが強くなった。私たちは映画人なので、この映画の配給収入5%を義援金として石川県に届けようと決断しました」と報告し、「この映画で石川県の素晴らしい場所を見て、石川県を応援する気持ちを感じていただけたら作り手としてうれしい」と呼びかけた。
主演の小芝は「被害にあわれた方に心からお見舞い申し上げます。一刻も早い復旧をお祈り申し上げます」と伝え、「撮影はたくさんの方に協力してもらった。朝からハードな撮影でも嫌な顔せず、温かく助けてもらった。作品には石川県のすてきな映像が登場する。改めて魅力を伝えたい。この作品が少しでも石川のみなさまの力になれたらと願っております」と話した。
本作は2月2日に石川で先行公開された後、9日に全国でも上映される。
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【写真】映画「レディ加賀」舞台あいさつの様子