細川たかし、再婚相手との出会いは「千葉の花火大会」 妻からの呼び名は「看板です」
『北酒場』『矢切の渡し』『浪花節だよ人生は』などのヒット曲で知られる演歌歌手の細川たかし(73)が12日、都内で囲み取材に応じ、一般女性との再婚について語った。
10日に発表した再婚について言及「喜代美ちゃんは大切な人」
『北酒場』『矢切の渡し』『浪花節だよ人生は』などのヒット曲で知られる演歌歌手の細川たかし(73)が12日、都内で囲み取材に応じ、一般女性との再婚について語った。
「細川一門!新春コンサート」(東京・日本橋三井ホール)で開催するコンサートを前に行われたマスコミ向け取材には、細川一門の杜このみ、彩青、田中あいみがそろって会見に登壇した。
細川は初めに「能登半島の地震で苦労している方がたくさんいらっしゃると思いますが、頑張っていただきたいと思います」とあいさつ。
そして、4人がそれぞれ抱負を書初めにして紹介した。細川は「人生努力」と記し、「細川一門『人生努力』これ以外にないと思います」と話した。
杜は夫で大相撲の元大関、高安について語り、「間もなく14日から大相撲の初場所が始まりますので久しぶりに三役に昇進しまして、目標は大関昇進と、横綱に向けて精一杯頑張ってもらいたいと思いますし、杜このみとしても演歌歌手10周年を迎えてさらにワンステップ上に行けるように昇進という言葉にしました」と夫婦での飛躍を誓った。すると「夫婦でがっちり共稼ぎ」という細川の言葉に場内から笑いが起きた。
21歳の彩青は「飛翔」という文字を披露し「一生懸命師匠の下で勉強しながら、またみなさんに応援をいただいて少しでも笑顔、元気を届けるそんな歌手になっていけるようにという思いを込めて書かせていただきました」と話した。
田中は「輝」と書いて「昨年はバラエティー番組に出演させていただき、ダウンタウンの浜田さんにも女将と呼んでいただき、今年も輝ける年になりたいと頑張りたい」と意気込みを語った。
細川は「今年74歳になるので弟子たちを一丁前にしなくちゃいけないという責任感があります。今年一年よろしくお願いします」と話し、続けて来年は50周年を迎えるが「体を大事に、できればあと20年、95歳までは歌っていきたい」と意気込みを語った。
また10日、マスコミ各社に再婚の報告をしたことを受けて質問が飛ぶと「年齢的に73歳なので95歳まで歌えるように食事とか健康面のサポートを側でしてくれる人が側にいてくれることは大切で、そんな中で(妻の)喜代美ちゃんは側にいて着物を着せてくれたり、いろいろしてくれているので私をカバーしてくれる大切な人です」と妻の名前も明かすと田中が「フゥー!」と冷やかし、場内から笑いが起きると「困った弟子だな」と照れ笑いを浮かべた。
杜は「少し前に報告があり、弟子3人で『やったー!』と叫びました(笑)。(奥様は)スーパーウーマンみたいな方で周りの気遣いも細かくて憧れの夫婦」と紹介。
妻との出会いについて聞かれると「千葉の君津の花火大会に呼ばれて出会った。お父様は昔議員をやっていた知り合いでそこの娘さんです。俺らの歳になってそんなプロポーズなんて」と照れた。妻からどう呼ばれているか聞かれると「看板です。芸能界では座長を大看板とか呼んでいるのでね」と語った。
記者から細川のヘアスタイルについて聞かれると「地毛ですけど(笑)。最近白髪が増えてしょっちゅう染めている。髪の気遣いは毎日大変。丸坊主にしたら楽だもんな(笑)」と苦労を明かした。
最後に細川は「大先輩の八代亜紀さん、そして冠二郎くんがお亡くなりになりました。私もがっくりきているんだけれども、我々も先輩方に『ありがとう』と伝えたいし、我々もその言葉を大事に頑張っていきたいと思います」と亡き仲間を偲んだ。
細川は10日、知人の紹介で知り合った一般女性と2020年1月から交際し、昨年6月5日に入籍したことをマスコミ各社に報告していた。細川は40年以上連れ添った前妻の和子さんと2018年に死別しており、今回が再婚となる。