【呪術廻戦】死にすぎ? 多くの“退場者”が出た「渋谷事変」 生死不明のキャラも
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されている漫画『呪術廻戦』(作:芥見下々)。2023年10月からアニメ2期が放送され、読者からの人気も高いエピソード「渋谷事変」が描かれた。さまざまなバトルが展開する本エピソードでは、モブキャラ、人気キャラ問わず退場者が相次いだ。その中でも、読者の衝撃度が高かったキャラや、物語への影響が大きかったキャラを紹介する。
渋谷事変で退場したキャラには、人気キャラや影響度の高い人物も…。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されている漫画『呪術廻戦』(作:芥見下々)。2023年10月からアニメ2期が放送され、読者からの人気も高いエピソード「渋谷事変」が描かれた。さまざまなバトルが展開する本エピソードでは、モブキャラ、人気キャラ問わず退場者が相次いだ。その中でも、読者の衝撃度が高かったキャラや、物語への影響が大きかったキャラを紹介する。
(※以下、作品のネタバレを含む記述があります)
最初に紹介するのは、七海建人(ななみけんと)だ。彼は本作の登場人物の中でも読者人気ランキング上位にいるキャラである。冷静で知的な雰囲気、大人の魅力を持つ人物で、第1回、第2回の人気投票では共に5位の高順位を獲得した。
しかし、彼は渋谷事変で命を落としてしまう。特級呪霊である陀艮(だごん)との戦いの後、息つく暇もなく同じく特級呪霊の漏瑚(じょうご)に襲われ大ダメージを負った七海は、コミックス14巻第120話で特級呪霊集団のリーダー格である真人(まひと)に殺害されてしまう。
「呪術師の中でも常識人で有能だったのに……」「アニメで改めて彼の姿を目に焼き付けたい」など、ショックを受けるファンの声がネット上に寄せられている。
次に紹介する禪院直毘人(ぜんいんなおびと)の死は、後のストーリー展開に大きな影響をもたらしている。呪術界の名家である禪院家の当主である彼は、渋谷事変において七海とともに特級呪霊の陀艮と戦闘。陀艮との戦いではなんとか生き延びるものの、連戦となった漏瑚との戦いで致命傷を負い、コミックス16巻第138話で死亡が確認された。
直毘人が死亡したことで、禪院家の当主を巡る大きな騒動の引き金となった。彼が生きていれば禪院家のお家騒動が起こらず、まったく異なる展開となっていたかもしれない。渋谷事変は、替えのきかない人材を失うきっかけにもなったわけだ。
また、メインキャラの1人である釘崎野薔薇(くぎさきのばら)も、渋谷事変を最後に出番をなくしている。主人公の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)と同じ東京都立呪術高等専門学校1年生である釘崎は、同じく1年生の伏黒を含めた3人組として物語の主要人物として描かれていた。
しかし、コミックス15巻第125話で真人の術式「無為転変」により頭部に大ダメージを負い生死不明となり、物語からフェードアウトしてしまう。王道の展開であれば復活して大いに活躍するところだが、生きているか死んでいるかすら明確になっていない。
釘崎が復活するかどうかに関しては「復活して活躍してほしい」との声もあれば「生きてたら嬉しいけど戦力外では?」との声がネット上で飛び交っている。生きていても死んでいても扱いが難しいとなれば、華々しく再登場という展開は期待できないかもしれない。
魅力の多いキャラが容赦なく退場していくのも『呪術廻戦』の面白さと言える。すでにアニメ制作が発表されている続編「死滅回游」にも注目したい。