“弁当男子”桐谷健太、自炊しない長濱ねるにアドバイス「まずは米を炊くところから」
俳優の桐谷健太、市村正親、瀬戸康史、長濱ねるが9日、フジテレビ系で12日からスタートする金曜ドラマ『院内警察』(午後9時)のリモートトークイベントに登場した。
フジテレビ系金曜ドラマ『院内警察』が12日からスタート
俳優の桐谷健太、市村正親、瀬戸康史、長濱ねるが9日、フジテレビ系で12日からスタートする金曜ドラマ『院内警察』(午後9時)のリモートトークイベントに登場した。
同ドラマは、2021年から青年漫画誌・ヤングチャンピオンで連載中の『院内警察 アスクレピオスの蛇』を原作とした医療エンターテインメント。病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理、人探しなどの業務を行う民間組織『院内交番』にスポットライトを当てる。院内交番は日本ではまだまだ聞きなじみのない存在だが、実際に一部の大学病院や国立病院では常駐している。一般的には警察OBが定年退職後に従事することが多いとされており、“院内刑事”を主人公としたドラマは『院内警察』が初となる。
物語の舞台は、日本有数の大病院・阿栖暮総合病院(あすくれそうごうびょういん)。今作がフジテレビ連ドラ初主演となる桐谷は、院内に設置された院内交番に所属する元警視庁捜査一課・武良井治(むらい・おさむ)を演じる。武良井は日々、患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事している。市村は院内交番室長の横堀仁一(よこぼり・じんいち)役で、武良井と2人きりで交番を運営している。長濱は交番事務員として院内交番には配属される川本響子(かわもと・きょうこ)役。瀬戸は、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医でドイツから帰国した榊原俊介(さかきばら・しゅんすけ)を演じる。武良井はなぜか事あるごとに榊原に絡み、業務範囲を超えて執拗(しつよう)に粘着する。敏腕院内刑事と天才医師という、異なる2人の正義が交錯していく物語。
この日はドラマのセットでトークショーが行われた。24年がスタートしてまだ9日だが、“超最速・今年の漢字”を聞かれた4人は、今年の抱負として漢字を紹介した。
桐谷は「脱」という文字を書いた紙を掲げると、「脱力というか、脱皮していくというか。これまでは“足して、足して”でやってきて、近頃だんだん、取っていくというか、脱っしていくのが心地いいという感覚になってきたので、この文字にしました」と説明。「(これまでに)力を入れたことがあるからこそ、気づけた部分はある。(力を入れる部分と脱力する部分を)両方使い分けていけたらいいな」と語った。
瀬戸から「字、薄くないですか?」と指摘されると、「マジックが細かったんで筆ペンで書いたら(紙にインクが)弾かれて……、(文字の色が)薄くなった」と明かし、「漢字からも薄く! この字からも脱していこうと! いつの間にか(字の濃さも)脱してました(笑)」と現場を笑わせた。
瀬戸は「変」という字を掲げ、「僕たちの現場って、シーンも違うし絡む人も違う。僕は“緊張しぃ”なんで、いつもドキドキドキドキしちゃう」と明かし、「自分に負けそうな時がずっとあるので、勝ちたいというか、そういう自分を乗り越えたい。変化すら楽しみたい」と漢字にこめた思いを語った。また市村は「愛」の文字を見せると、「今年もこれからも、愛を忘れないように優しく生きていきたい」と語り、「仕事の愛、親子の愛、いろんな愛があります。愛は失っちゃいけないし、与えたりもらったりしながら、愛を今年のテーマに頑張りたい」と意気込んだ。自身の役柄が愛情あふれる役どころであることから、「この役自体が愛を持ってないとできない役なので、これに尽きるかな」と説明した。
長濱はなぜか「炊」の文字を挙げ、「ほんっとに自炊をしないんです。1人暮らし8~9年目になるんですけど、全くしなくて」と告白。「今年は健康や体調、体力作り、体作りをこめて、自炊に挑戦していきたい」と語った。「桐谷さんが毎日、お弁当をご自身で作って持って来てらっしゃるのを見て、すごく感化されて」と、桐谷から影響を受けたという。しかし今年に入って9日になるが自炊は「1回もやってない」といい、「明日から。調理器具をまず買って……」と照れ笑い。桐谷から「『買』って漢字にしたら?」とツッコまれた。
料理の得意な桐谷は、司会から長濱への助言を求められると、「まずは米を炊くところから(笑)。いい匂いがするしね、おにぎりとか!」とアドバイス。瀬戸も「今は“おにぎらず”とかありますから!」と、簡単にできる料理を紹介した。