【光る君へ】吉高由里子、被災者へ思い「癒やしや楽しみとして寄り添えるように」

俳優の吉高由里子が7日、京都・上賀茂神社で、主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の会見に藤原道長役の柄本佑と出席した。

上賀茂神社を参拝した吉高由里子と柄本佑【写真:(C)NHK】
上賀茂神社を参拝した吉高由里子と柄本佑【写真:(C)NHK】

第1回放送当日の京都でのイベント前に柄本佑と会見

 俳優の吉高由里子が7日、京都・上賀茂神社で、主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の会見に藤原道長役の柄本佑と出席した。

 吉高は「年明けから大変なことが立て続けに起こり、まだ胸が痛い思いをされている方も多いさなか、被災された方々の日常が1日でも早く日常が戻るように祈りつつ、娯楽は命あってのものだと思うので、何でもない日常が戻ったときに、ひとときの癒やしや楽しみとして寄り添えるようなドラマになればと願いながら、1年間頑張っていきたいなと思っています」と語った。

 また、上賀茂神社に参拝した感想も紹介。

「今日、初めて上賀茂神社に参拝させていただいたのですが、1000年前にあった風景と一緒の庭園を見て、ものを大切に残しながら変化していく京都のあり方に感銘を受けました。また、1000年という年月がたっても、人々の好みは変わらないことを感じて、不思議な気持ちになりました」と語った。

 柄本は「年明けから大変なことが起こっていますが、本日こうして京都で皆さまの前でお話しできている幸せな状況をあらためて感じています。『光る君へ』が皆さんに元気を与えられる作品になればと思っております。上賀茂神社を参拝させていただきました。その当時、藤原道長や紫式部が見ていたであろう景色がそのまま残っていて。それを見られたことが、今後セットで撮影するときも想像を働かせながら芝居をすることができますので、その世界を演じる上でとても助けになっています。とてもいい機会になりました」と語った。

 この日は『光る君へ』第1回の放送日。会見は京都市内で行われるパブリックビューイングとトークショーの前に行われた。

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