「007」五代目ボンドが悲痛、コロナで友人2人を亡くす…「私は戦争だと思っている」
五代目ジェームズ・ボンドの俳優ピアース・ブロスナンが12日、「45年来の友人2人を新型コロナウイルスで亡くした」と、最新号の「パレード」誌に語った。
俳優ピアース・ブロスナン
五代目ジェームズ・ボンドの俳優ピアース・ブロスナンが12日、「45年来の友人2人を新型コロナウイルスで亡くした」と、最新号の「パレード」誌に語った。
「どこに住んでいようが、どれだけ美しかろうが、生命の危機に瀕する病に感染することがあります。コロナとは戦い続けなくてはいけません。私は戦争だと思っています」
ブロスナンは友人を失った悲しみをこう述べると同時に、コロナによって世界中の人々が他者への思いやりを持ち、より優しくなってほしいとの願いも口にした。
ブロスナンは1995年公開の「007 ゴールデン・アイ」から2002年の「007 ダイ・アナザー・デイ」までボンド役を務めた。その後も俳優とプロデューサーを兼務して活躍し、20年はコロナが猛威を振るうまで英国で次作映画「シンデレラ」の撮影に入っていた。
だが、コロナの感染拡大により、「家族と一緒に過ごしたい」と言い残して英国を去り、自宅のある米ハワイ州カウアイ島に戻ってロックダウンを続けている。
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ピアース・ブロスナンと妻のキーリー・シェイ・ スミス