岡山天音、映画の撮影現場で菅田将暉が「セリフ飛んでた」 アドリブに監督は大笑い
俳優の岡山天音が5日、都内で行われた主演映画『笑いのカイブツ』の初日舞台あいさつに仲野太賀、松本穂香、板橋駿谷、滝本憲吾監督とともに登壇した。共演した菅田将暉が、撮影中に「一瞬セリフ飛んでましたもん(笑)」と明かした。
『笑いのカイブツ』の初日舞台あいさつ
俳優の岡山天音が5日、都内で行われた主演映画『笑いのカイブツ』の初日舞台あいさつに仲野太賀、松本穂香、板橋駿谷、滝本憲吾監督とともに登壇した。共演した菅田将暉が、撮影中に「一瞬セリフ飛んでましたもん(笑)」と明かした。
同作は、“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキ氏による同名私小説を実写化。世の中の不条理にもがき苦しみながらも笑いに猛進するツチヤ(岡山)と、その熱量に突き動かされていく人たちが織りなす人間ドラマが展開される。
ツチヤを演じるにあたって苦労した点を問われ、岡山は「5秒に1個、大喜利のネタを出す。もちろん自力でネタを考えているわけじゃないですけど、物理的にすごい難しかったですね」と述懐した。
続けて岡山らは、共演したピンク役の菅田のアドリブに言及。菅田が、ガラス越しでエキストラの女性へ「また来とんのか~ あのオバサン」と言い放ったと振り返ると、滝本監督が「あれ、やばいね! あれ、(役者ではない)普通の人やったから。許可とってないんですよ。おれ、焦ってたんですよ。ガラスの外であんなこと言ってるの知らんから、『やっば~!』と思ったんですよ。(撮影現場の)上のラウンジのママなのね。エキストラで来てもらった」と説明。
撮影の約1年後、撮影場所へ戻り、エキストラ出演したママが働くラウンジの従業員に「『菅田君、こういうこと言ってるんですけど、まだ知らないから、(ママに)ごめんなさいねと言っておいてください』って言った。『あぁ、大丈夫だと思いますよー!』とすごい軽かった。『1年間悩んだ僕がなんやってん!』と思った(笑)。エキストラのみなさんに助けていただいた」と感謝した。
岡山は「(カメラに映る)絵が広かったから、スタッフさんとかも、街のどこかでモニターに集まっていた。近いけど、キャストたちはわからない。最初に菅田君が(アドリブで)『また来とんのか~』と言ったら、どこからか、『ワハハハハ!』って監督の(大笑いが聞こえた)。菅田君、一瞬セリフ飛んでましたもん(笑)。どっからか高笑いが聞こえて、たぶん(監督が)モニターを見ていて、いきなりだったから。あれはすごい覚えてますね。『あっ、菅田君、セリフ飛んでる……!』って思った」と思い出し笑いをこぼした。