引退した東山紀之氏、タレント最終日に「こういう人生をチョイスしたことを理解してもらえたら」

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の東山紀之社長(57)が昨年12月31日、タレント引退の日にファンにメッセージを送った。会員制有料サイトでメッセージを発表。1979年のジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)入所から44年、少年隊としてデビューしてから38年の思いも踏まえてつづった。

東山紀之氏【写真:山口比佐夫】
東山紀之氏【写真:山口比佐夫】

会員制有料サイトでファンにメッセージ

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の東山紀之社長(57)が昨年12月31日、タレント引退の日にファンにメッセージを送った。会員制有料サイトでメッセージを発表。1979年のジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)入所から44年、少年隊としてデビューしてから38年の思いも踏まえてつづった。

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「これからまた違う人生を歩むことになりますけれど、今後も皆さんの声がエネルギーになることは変わりません。違う形では皆さんにはさらに力をいただきながら目の前にあることをしっかりやってまいります」

「僕らの存在意義というのは、ファンでいてくれる皆さんの存在があってこそ。それによって人生を切り開いていくことができますので。デビューから38年間、星の数ほどいらっしゃるタレントさんの中で、こうやって仕事ができるということは本当にそれにつきます」

「目に見える形とはスタイルがまた違ってしまうかもしれませんが、皆さんには変わらず僕らを応援していただけたら。いつか僕がこういう人生をチョイスしたことを理解してもらえたらありがたいと思います。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします」

 故ジャニー喜多川元社長の性加害問題を巡り、昨年9月7日にジャニーズ事務所が行った会見で藤島ジュリー景子社長の引責辞任、東山氏の社長就任が発表された。そして、東山氏は「年内をもって表舞台から引退します」と宣言した。

 同10月2日の会見では、新たに設立するマネジメント会社の社長も兼務すると言った。しかし、12月に入って設立発表された新会社のSTARTO ENTERTAINMENT社長には、コンサルティング会社経営の福田淳氏が就任。東山氏は被害者補償に特化し、補償終了後に廃業するSMILE-UP.の社長に専念することになった。

 東山氏は「最後の表舞台」となった同12月26日のディナーのラストに「お元気で。さようなら」と言ったが、補償終了後のビジョンは明かしていない。引退表明時とは大きく状況も変わっており、ファン、芸能関係者、事務所後輩たちは「いつの日か」を信じて、東山氏のタレント復帰を待ち続けている。

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