【RIZIN】逆転KO勝ちの那須川天心の弟・龍心、腕十字からの逃げは「勘」 初のMMAも冷静
那須川天心の弟でキックボクサーの龍心(TEAM TEPPEN)がシン・ジョンミン(韓国)に2R・TKO勝ちを収めた。試合後会見で腕十字からの逃げは「勘」であったことを明かした。
折れそうなほど曲がるも「正直痛くなかった」とケロリ
格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」(2023年12月31日、さいたまスーパーアリーナ、ABEMA PPVで全試合を完全生中継)第2試合 MMAルール(54キロ、5分×3R)
那須川天心の弟でキックボクサーの龍心(TEAM TEPPEN)がシン・ジョンミン(韓国)に2R・TKO勝ちを収めた。試合後会見で腕十字からの逃げは「勘」であったことを明かした。
鮮やかな逆転勝利。龍心は「勝てて良かったが、率直な感想。正直相手をなめてました。これで厳しさを知った。MMA楽しいですね」と安堵(あんど)した様子。
1Rには相手に下から三角の形を作られ、腕十字を取られる場面も。折れてしまうのではないかと周囲は心配そうに見つめていたが「正直痛くなかった」とケロリ。それでも「『あ~』って悲鳴が聞こえて。極められているんだって焦った」と振り返った。
見事にピンチから逃げてみせたが、「もっとしっかり逃げる練習はしていた。なんかまぁ焦ったし、試合なので練習通りに行かないですよね。なので勘で逃げました」と笑った。
MMAの難しさについて「どう焦らずに外すかもそうですし、自分が極めにいく展開とかタックルだったりとかやることが多いので毎日刺激だらけですよね」と語った。
普段キックボクシングをやっている龍心にとっては初めての寝技だ。グラウンドからの景色について「上の照明がまぶしいなって思いました。でも下からは極められない練習をずっとしていたので、冷静でいられました」とうなずいた。