大野智主演「鍵のかかった部屋 特別編」哀川翔の存在感が強烈、密室トリックにも注目

大野智が月9ドラマ初主演を飾った「鍵のかかった部屋 特別編」(フジテレビ系)の第6話が、15日午後9時から放送される。ゲストは鈴木亮平、哀川翔の存在感も強烈だ。密室で響いた銃声、今回もトリックにも注目だ。

「鍵のかかった部屋 特別編」場面カット(C)フジテレビ
「鍵のかかった部屋 特別編」場面カット(C)フジテレビ

今夜9時放送 「鍵のかかった部屋 特別編」

 大野智が月9ドラマ初主演を飾った「鍵のかかった部屋 特別編」(フジテレビ系)の第6話が、15日午後9時から放送される。ゲストは鈴木亮平、哀川翔の存在感も強烈だ。密室で響いた銃声、今回もトリックにも注目だ。

 大野演じる奇才の防犯オタク・榎本径が、弁護士の青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)とともに難解な密室事件を解明していくエンターテインメント作品。家族全員でハラハラドキドキの“密室破り”が楽しめる名作ミステリーが、8年ぶりの月9復活となった。特別版としての再放送は話題を集めており、29日に最終話が放送されることが決まっている。
 
 大手警備会社に所属する榎本は、普通の警備会社社員とはかなり異質の存在。本社ビル内の暗い廊下の奥にある備品倉庫室日々ひたすらセキュリティー(特に鍵や錠前)の研究に没頭する、いわゆる“防犯オタク”なのだ。性格は冷静沈着でとっつきにくく、一見近寄りがたい風体で、鍵や錠前をはじめとした防犯アイテムの知識はもちろんのこと、物理や化学、建築などに関するあらゆる基礎的理論にも造詣が深く、「この世に破れない鍵はない」と自信を持つマニアックな男だ。

 スペシャル動画もYouTubeで公開されており、ハードボイルドな雰囲気に仕上がっている。

 ■特別編#6あらすじ

 榎本径(大野智)は、とある貿易会社の事務所で厳重な鍵と防犯カメラを設置していた。同社長室では、榎本の紹介で法律相談を依頼された青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)が、社長の富樫(岩松了)と対面中。貿易会社社長とは思えない富樫のいかつい風貌に、芹沢は不安を……。

 取締役の野々垣(哀川翔)が榎本に知り合いのように声をかける様子に驚いた芹沢が聞くと、3日前に会社で副社長が眉間を銃殺された事件が起き、壊れたドアの鍵を直すため派遣されたのだという。

 警察は、事件を自殺と他殺の両方から調べていたが、榎本は、自殺ならこめかみを撃ち抜くのが自然だと話す。他殺の場合の容疑者は、八田(鈴木亮平)という人物だった。八田は事件当時、別の部屋にいたが、銃声を聞き、副社長室に走ると副社長が死んでいたと証言。

 数日後、野々垣は事務所から帰ろうと犬山(佐藤祐基)に車を玄関に回すよう命じると、その夜の電話番を担当する八田を呼び止めた。その後、車を回してタバコを吸いながら待っていた犬山から、禁煙中の野々垣が「一本くれ」と、吸い始めた。同僚の坂口(高杉亘)は「さっさと乗れ」と催促するが……。と、その時、事務所から銃声が響いた。

 中には八田がいるはずだが、中から施錠され開かない。そこで、榎本が呼ばれ、鍵を開けることに。そこで室内の様子を見た榎本は……。

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