明石家さんま、主演ドラマ『心はロンリー』20年ぶり復活 12作目でついに完結、4月放送予定
お笑いタレントの明石家さんまが主演を務めるフジテレビのスペシャルドラマシリーズ『心はロンリー 気持ちは「…」FINAL』が4月に放送されることが1日、発表された。前作から20年ぶり、通算12作目。現在撮影が進められており、今作をもってシリーズが完結する。
今回描かれるのは心温まるヒューマンドラマ
お笑いタレントの明石家さんまが主演を務めるフジテレビのスペシャルドラマシリーズ『心はロンリー 気持ちは「…」FINAL』が4月に放送されることが1日、発表された。前作から20年ぶり、通算12作目。現在撮影が進められており、今作をもってシリーズが完結する。
第1作が放送されたのは、1984年12月17日。お笑い芸人としてのみならず、当時から俳優としても活躍していたさんまが、三宅恵介をはじめとする『オレたちひょうきん族』(81~89年/フジテレビ)の制作スタッフ、そして、後に『踊る大捜査線』シリーズ(97年ほか/フジテレビ)や『教場』シリーズ(2020年ほか/フジテレビ)などの脚本を手掛ける君塚良一氏とタッグを組んで作り上げたコメディードラマだ。
シリアスなドラマの中にたくさんのナンセンスギャグを散りばめた、遊び心満載の本作は、お笑いファンを中心に多くの視聴者の間で評判を呼び、その後シリーズ化。03年8月29日放送まで、実に11本が制作される大ヒットシリーズとなった。
そして前作から実に20年ぶりに放送される第12作『心はロンリー 気持ちは「…」 FINAL』は、そのタイトルからも明らかなように、シリーズを締めくくる完結編。スタッフには、総合演出・三宅恵介、脚本・君塚良一という、シリーズを支えてきた2人が登板するほか、「ギャグ考案」として、放送作家の大岩賞介と藤沢めぐみ、そして、さんま自らが「杉本高文」の名義で脚本作りに参加するのも、これまで通り。
恋愛ものからサスペンスまで、これまでさまざまなジャンルで展開してきたこのシリーズだが、今回描かれるのは、心温まるヒューマンドラマ。定年を間近に控え、“最後の事件”に挑む1人のベテラン刑事(さんま)と、その家族の物語が情感豊かにつづられていく。
そして、シリーズの真骨頂ともいうべき劇中のギャグも健在。過去11作にも劣らないほど多種多様なギャグが、次から次に繰り出される。ストーリーやキャストの詳細は、随時発表される。
過去11作品のラインナップは以下の通り。
(1)1984年12月17日(月)放送/共演:田中美佐子 他
(2)1985年7月15日(月)放送/共演:萬田久子 他
(3)1986年2月21日(金)放送/共演:香坂みゆき 他
(4)1986年9月25日(木)放送/共演:森下愛子、今井美樹、柳葉敏郎 他
(5)1987年3月20日(金)放送/共演:真野あずさ、仙道敦子、森本レオ 他
(6)1987年10月2日(金)放送/共演:黒木瞳、賀来千香子、かとうかずこ(現・かとうかず子) 他
(7)1988年5月13日(金)放送/共演:山口美江、芳本美代子、嶋大輔、地井武男 他
(8)1989年3月3日(金)放送/共演:浩野はるい、堀内孝雄 他
(9)1989年11月24日(金)放送/共演:河合美智子、長江健次、原田貴和子 他
(10)1997年8月29日(金)放送/共演:松下由樹、七瀬なつみ、布施博、丹波哲郎 他
(11)2003年8月29日(金)放送/共演:飯島直子、伊原剛志、安倍麻美 他