韓国の5人組ガールズグループ・NewJeansが30日、TBS系は『第65回 輝く！日本レコード大賞』で生パフォーマンスを披露し、視聴者に大きなインパクトを与えた。5人は『Ditto』で優秀作品賞を受賞。『NewJeans』『ETA』で特別賞も受賞し、ダブル受賞として3曲を歌い、踊った。

　日本デビューを果たしてない中で異例の受賞。だが、『Ditto』は、Sportify合算累計再生回数10億回を突破した初シングル『OMG』の収録曲で、『ETA』はApple社の「iPhone」CMソングで話題になり、『New Jeans』も世界的にヒットしている。22年のデビュー以来、Spotifyで発表した曲の累積ストリーミング回数は33億回超。今年7月にリリースされた2nd EP『Get Up』は、K-POPグループとしてはデビュー最短で米ビルボード200の1位を獲得し、その後も22週連続で名を連ねている。

　文字通り、世界的スーパーグループへの歩みを進めているが、全員が10代後半の5人はダブル受賞の感想を問われると、初々しく「ありがとうございます」。最近、覚えた日本語を問われたヘインは「最近は『なっちゃった』を覚えましたが、発音がかわいくて好きです」と言い、はにかんだ。

　その後のパフォーマンスでは、独特で緩急のあるダンスを次々に披露。笑顔をかわす楽しげな雰囲気も醸し出し、会場はこの日一番の盛り上がりとなった。ステージ後には、司会の川口春奈が「もう、ずっとニヤニヤしちゃっていました。かわいすぎました。本当にうれしいです」とコメント。ネット上でも「可愛すぎる」「最高」「刺さった」などの声が相次いだ。