【紅白リハ】水森かおり、活動休止中の氷川きよしからの連絡明かす 「いないのが不思議」と心境
演歌歌手の水森かおりが30日、大みそかに行われる『第74回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに登場。報道陣の取材に応じ、今年を振り返った。
『日向岬』の紅白ドミノチャレンジSPを披露
演歌歌手の水森かおりが30日、大みそかに行われる『第74回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに登場。報道陣の取材に応じ、今年を振り返った。
宮崎県日向市の観光大使を務める水森が、本市の観光地を舞台とした『日向岬』の紅白ドミノチャレンジSPを披露する。順番に倒れていくドミノが、歌の世界を表現するという。
デザイナーの桂由美がデザインした黒レースのロングドレス姿で登場。「少しドミノを意識しました。最近、お腹が出てきまして……。ちょっと頑張ったんです。へこませています」とダイエットしていたことを明かした。
21回連続での出場となる水森。演出のヒントを聞かれると「とにかく最初から目が離せない。最後まで、すごいことになります」と匂わせた。さらに「小さい頃からいろんなドミノの番組を見ていた。自分の歌とドミノが融合するって聞いたときは『どんなことになるんだろう!?』と思っていたんですけど、スタッフの方も紅白歌合戦史上初の試みということですごく力を入れてやっていらっしゃったので、私も一員として成功させられるように頑張りたい」と決意。司会を務める有吉弘行からも「楽しみにしています」と声がけがあったという。
ドミノについても「たくさんの方が1つ1つ手で並べていて、そういう姿を見るだけでも、ジーンときました」と吐露。その後、「氷川きよしさんから『頑張ってね』というLINEが届きました」と連絡があったことを明かし、「写真が送られてきて、マットレスみたいなのに人間がへばりついて、それがどんどん倒れていく……人間ドミノみたいな。これ?って言われて。『違うよ』って。楽しみにしているみたい。『しれっと混ざりたい』と言ってました」と仲むつまじいエピソードを明かした。
歌手活動を休止している氷川について「ずっと側にいてデビュー当時からお互い励まし合って、支え合った存在なので、いないっていうのが不思議。信じられないような気もする」と心境をあらわに。「きっと、また一緒に立たせていただけるように、今年を励みに私自身も頑張りたい」とアピールした。
今年5月には、ライブでのかけ声が約3年ぶりに解禁された。「よりパワーをいただけた1年」と感謝しつつ、どんなかけ声がうれしいか問われると「『かわいいよ』っていう。50歳を迎えても、かわいいって言っていただけるのはうれしいですね」と笑った。
漢字一文字は「ちょっとずつみなさんとの距離が縮まってきた、笑顔がたくさん見れた年だったので“笑”」と説明した。来年は「再来年が30周年になるので、29年目のとても大事な1年になってくると思う。また1日1日を大切に、みんな同じスタートラインに立つと思うので、また積み重ねでこの場所に帰ってこれるように。世界に羽ばたける歌を届けられたら」と胸を張った。
今年の紅白歌合戦のテーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。国や、言葉や、世代を超えて“ボーダレス”に人と人とをつなげ、感情を共有していく。司会は有吉、橋本環奈、浜辺美波、同局の高瀬耕造アナウンサーが務める。