『THE W』女王・紅しょうが、『M-1』にぼやき?「すごすぎて、私たちは忘れられてる」
お笑いコンビ・紅しょうがの熊元プロレスと稲田美紀が27日、東京・池袋のよしもとアカデミー東京校で行われた「女芸人No.1 決定戦 THE W 2023」7代目女王 紅しょうが特別授業に登壇した。
生徒にメッセージ「あきらめないで頑張れば1000万円もらえます」
お笑いコンビ・紅しょうがの熊元プロレスと稲田美紀が27日、東京・池袋のよしもとアカデミー東京校で行われた「女芸人No.1 決定戦 THE W 2023」7代目女王 紅しょうが特別授業に登壇した。
紅しょうがは、同校やNSCの生徒を相手に45分の授業を実施。熊元は「M-1がすごすぎて、私たちは忘れられているんじゃないか」とぼやくと、会場からは生徒たちの笑い声が響いた。また、当日は2人がコンビを組んだ経緯やNSC時代の思い出などを述懐しつつ、構成作家や芸能マネジャーの意義などを熱弁。生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていた。
授業では生徒からの質疑応答も設けられた。「THE Wでコントを選んだ理由はなんですか」という質問が上がると熊元は「去年は漫才とコントでやって、今年はコントを2本やったんですが、単純に今年一番ウケた2本がコントだったということですね」と回答。稲田も「ほんまに好きなネタをやったという感じです」と話した。ほかにも、ネタ合わせの頻度について聞かれた稲田は「コンビ組みたてのころは、ずっと熊元さんの家に行って、恋愛の話したり、漫画の話をしたりしていました。ネタ合わせみたいのはめっちゃ短いです。その会話からネタが生まれたらいいなとか……」と明かし、熊元は「しゃべるだけで終わることもありますし、会った瞬間からネタの話をすることもあります。雑誌を広げて、『この中で誰が一番かっこいい?』とか話すこともあります」と付け加えた。
最後に稲田は「すぐに皆さんと仕事ができる日を願っています」と生徒たちに語りかけ、熊元は「優勝できましたが、足りない部分は山ほどあります。ですが、芸人は助け合いながらやっています。周りが一緒にやれば、相乗効果で面白くなることもありますんで、あきらめないで頑張れば1000万円もらえます」と鼻息荒く主張していた。
同大会は9日に日本テレビで放送。大会史上最多となる863組のエントリーの中から、5度目の決勝進出を果たした紅しょうがは、1stステージを勝ち上がったスパイクやエルフを抑え、悲願を達成した。