ハリセンボン、吉本からベッキー所属事務所へ異例の“コンビ移籍”「これまでにない大チャレンジ」
お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜(40)、箕輪はるか(43)が、年内で吉本興業を退所し、来年1月1日にタレントのベッキーらが所属する芸能事務所のGATEに移籍することが27日、分かった。同日早朝、ハリセンボンの公式SNSが吉本興業からの退所を発表。GATEも公式サイトなどで1月4日付で、2人が所属することを報告した。
結成20年での決断、来年1月1日から
お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜(40)、箕輪はるか(43)が、年内で吉本興業を退所し、来年1月1日にタレントのベッキーらが所属する芸能事務所のGATEに移籍することが27日、分かった。同日早朝、ハリセンボンの公式SNSが吉本興業からの退所を発表。GATEも公式サイトなどで1月4日付で、2人が所属することを報告した。
近藤は「皆さん、私事で、失礼致します」と書き出し、「私たちハリセンボンは、今年いっぱいで吉本興業を退社することに致しました」と報告。続けて「今まで、私がエージェント契約、はるかがマネジメント契約という異なる契約形態で、この3年間活動してきましたが、来年芸歴20年という節目もあり、足並み揃えようと二人で話し合い、決めました」と説明した。
その上で「吉本興業に所属させていただいていたからこそ、まず、はるかに出会えましたし、たくさんの方々に出会え、たくさんのお仕事をさせていただき、たくさんの応援してくださる方にも出会い、色々な素晴らしい景色を見させていただきました。何事にも代え難い宝物の時間です。吉本興業には、感謝の気持ちでいっぱいです。今回のことで、吉本興業の方々も頑張れ!と背中を押してくださいました。私たちはハリセンボンとして、芸人を続けていきますので、これからも変わらずに、みなさんに楽しんでいただけるお仕事を頑張りたいと思います! 引き続き、ハリセンボンをよろしくお願い申し上げます」と呼び掛けた。
箕輪も「2人そろって新しい環境に踏み出すことにしました」と伝え、「春菜がエージェント契約となってから3年ほど経ちますが、その間、自分たちのこれからについて話し合う機会が増えました。皆さまに楽しんでいただける芸人でいるために、2人の歩幅を合わせることが大事ではないかと思うようになりました」と説明。吉本興業には「所属させていただいたことで、子供の頃にテレビで見ていて憧れだった先輩方とお仕事ができたことや、たくさんの同期と後輩の皆さんに恵まれたことを誇りに思います。育ててくださった社員の皆さん、本当にありがとうございました」と感謝した。
そして、「ハリセンボンのこれまでにない大チャレンジとなりますが、これからも変わらず応援してくださる方が一人でも多くいてくだされば嬉しいです」とつづった。
2人は、NSC(吉本総合芸能学院)東京校9期出身。2004年5月にコンビ結成した。20年からは近藤がエージェント契約、箕輪はマネジメント契約をそれぞれ吉本興業と結んでいた。
節目の結成20年での決断だが、売れっ子コンビのそろっての事務所移籍は異例。GATEは20年4月に設立された新鋭の事務所で、ベッキー、森カンナ、プロバスケットボール選手の馬場雄大、お笑いコンビではリンドバーグが所属している。
同社のXや公式サイトでも、「このたび、2024年1月1日より、ハリセンボン(近藤春菜、箕輪はるか)が弊社所属になりますことをご報告させて頂きます。今後とも、応援のほど、何卒、よろしくお願い致します」と移籍を伝えている。