「アライバコンビ」として球界を代表する鉄壁の二遊間を築き、中日ドラゴンズ黄金期を支えた、荒木雅博氏が、来シーズンからCBCテレビ・ラジオの解説陣に加わる。24日のCBCテレビ『サンデードラゴンズ』の番組内にて発表された。

　荒木氏は1995年にドラフト1位で中日ドラゴンズに入団し、現役時代はゴールデングラブ賞を6年連続受賞。現侍ジャパン監督・井端弘和氏と共に、「アライバコンビ」として、中日ドラゴンズ黄金期の二遊間を担い、日本一1回、リーグ優勝5回を経験し、2007年には盗塁王を獲得。そして、17年に2000安打を達成。長年ドラゴンズのリードオフマンとしてファンに愛されてきた。

　現役23年・コーチ5年の計28年間ドラゴンズを支え続けてきたが、来シーズンからはグラウンドを離れ、CBCテレビ野球中継『燃えよ！ドラゴンズ』『サンデードラゴンズ』、CBCラジオ野球中継『CBCドラゴンズナイター』で、“CBC野球解説者”として新しいステージに挑戦する。守備の名手、走塁のスペシャリスト目線での解説など、新たな形でファンを楽しませる。

　解説就任に荒木氏は「まずは、長い間支えてくださった、中日ドラゴンズとファンの皆様に感謝を申し上げます。新しい仕事に挑戦することになりますが、不安が半分、ワクワクも半分といった不思議な気持ちです。今度はグラウンドの外から、また野球と向き合って、色んな発見をして、解説者として中日ドラゴンズの魅力を視聴者の皆さんにお伝えできればと考えております」とコメントした。