解散する和牛の川西賢志郎が明言「漫才は終わり。新しいコンビを組んでというのはない」
来年3月末で解散するお笑いコンビの和牛が22日深夜、文化放送『和牛のモーモーラジオ』(金曜深夜1時30分)に出演し、解散発表が前倒しになった理由や今後について語った。ツッコミの川西賢志郎(39)は「漫才は終わり。和牛以外ではやらない」と明言した。
解散する3月末までに2人で漫才披露もなし
来年3月末で解散するお笑いコンビの和牛が22日深夜、文化放送『和牛のモーモーラジオ』(金曜深夜1時30分)に出演し、解散発表が前倒しになった理由や今後について語った。ツッコミの川西賢志郎(39)は「漫才は終わり。和牛以外ではやらない」と明言した。
解散は今月12日に発表。同番組の今回が、2人が肉声で解散について言及するのは初めての機会になった。そして、週刊文春の取材がマネジャーに入り、2人と吉本興業が話し合って、同誌が発売される前に解散を前倒しで発表したことを川西が明かした。
「春に向けて、整理して、発表することになっていたんです。でも、最後は僕らの意志で言いましたから」
発表後、初めての仕事が、ボケ担当・水田信二(43)の地元・愛媛でのロケだったという。そして、この日の『和牛のモーモーラジオ』も収録。「今後もいただいたオファーはやっていきます」としたが、コンビでの漫才は披露しないことを川西が明言した。
「会社とも話しているけど、『それ(漫才をすることは)はない』となっている。そういうフィルターがかかって、やるのは違うと思っている」
番組は、親交のあるコンビ・見取り図をゲストに招いて進行。盛山晋太郎が「解散が確定したのはいつぐらいなんですか」と聞くと、水田が「4月ぐらい」と返答。そして、リリーが「(解散発表で)賢志郎さんが言っていた『夢中になれる何かを探す』というのは」と問うと、川西は言った。
「全く何にも決まってないです。漫才を軸に置いていたけど、それをやらなくなるのはいい機会。膨大にある時間を勉強とかに使いたい。1年働かなくてもいいと思っている。育むことで芸人として大きくなれるかもしれないし」
その上で、盛山が「また漫才をやりたくなる未来があるのでは」と問うと、川西は思いを一気に口にした。
「未来は断言できないけど、俺はもう辞めるよね。それは水田と向き合って、やり尽くしたというのがある。(漫才に)悔いはないのよ。『こうなったから、もういいや』というのはあります。和牛以外ではやらない、やらない。新しいコンビを組んでというのはない」
その後、水田も「今は(漫才継続は)まだちょっと考えられてないけどな」と返答。すると、川西は「俺はいいよ。(水田が)誰かと組んでも」と話した。
和牛は3月末での解散後も吉本興業所属のまま、それぞれの道を歩んでいく。