俳優の松本麗世が22日、都内で行われた映画『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦』の初日舞台あいさつに、俳優の本島純政、青島心らとともに登壇した。

　本作は、2023年8月27日までテレビ朝日系で放送された『仮面ライダーギーツ』と、現在放送中の『仮面ライダーガッチャード』のクロスオーバー作品。突如現れたレベルナンバー10の大魔法使いのケミー・クロスウィザードの力によって、仮面ライダータイクーン、ナーゴ、バッファの3人がケミー（人工生命体）にされてしまい、その魔法を解くべく、宝太郎と英寿たちがチームに分かれてレベルナンバー10の最強ケミー捕獲ゲームに挑む。

　本作で、松本が演じる『仮面ライダーガッチャード』のヒロイン・九堂りんねが、仮面ライダーマジェードに変身することが解禁され、50年以上の長い歴史を持つ「仮面ライダー」シリーズにおいて、番外編の仮面ライダーレジェンドや、敵ライダーの仮面ライダーレッドを除いて、“史上初の女性2号ライダー”となった松本は「私は小さい頃から仮面ライダーが大好きだったので、自分が仮面ライダーになれたことがすごくうれしかったです」と声を弾ませ、変身した際の心境については「すごく緊張したんですけど、ツムリ（役の青島）さんが近くにいてくださって、お話ししてくださったので緊張がほぐれました」とにっこり。これに青島は「かわいいです」と目を細めた。

　今後、仮面ライダーとして戦っていく意気込みを聞かれた松本は「みんなに憧れられるようなかっこいいヒーローになりたいので、自分の弱みと向き合って、たくさん努力してガッチャードを超えるような……」と本島に宣戦布告しつつ、「それは無理かもしれないんですけど、頑張りたいと思います」とコメント。本島は「僕も越えられないようにガッチャードで頑張っていきたいと思います！」と言葉に力を込めた。

　このほか、同舞台あいさつには藤林泰也、安倍乙、富園力也、熊木陸斗、簡秀吉、佐藤瑠雅、星乃夢奈、本宮泰風、メガホンをとった山口恭平監督も登壇した。