【どうする家康】松本潤「最後までやり遂げられてよかった」 家康人生60年演じ「自信につながる」
NHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)の最終回が17日に放送され、主人公・徳川家康を演じた松本潤が、番組公式ホームページならびにXに投稿されたインタビュー動画でコメントを発表した。
最終回に本音「まだまだやりたいなという気持ちもある」
NHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)の最終回が17日に放送され、主人公・徳川家康を演じた松本潤が、番組公式ホームページならびにXに投稿されたインタビュー動画でコメントを発表した。
まずは撮影を終えた際の気持ちをコメント。
「長かったなとも思うし、まだまだやりたいなという気持ちもあるし、いろいろな感情が複雑ではありました。ただ、撮影を終えてみて、ここまでやってこられたのは見てくださっている視聴者の方をはじめ、一緒に作品を作ってくれた出演者・スタッフの皆さんのおかげだなと。本当に皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいでした。(出演者・スタッフの皆さんと)家族以上に毎日顔を合わせて現場でいろいろな話をしながら撮影する日々が、僕の中で日常になっていたので。それが最後までやり遂げられてよかったなと思っています」
家康の一生を演じた思いも紹介。
「13歳から亡くなるまでなので、60年間くらい家康公の人生を演じさせていただきました。老けメークや体の使い方も徐々に変えていくとか…家康公を通して、いろいろな経験をさせていただいたなと。(今後の)自信につながるんじゃないかなと思います」
去り行く人々(物語上、順に退場していく登場人物たち)への思いもコメント。
「そのシーン(各登場人物のラストシーン)が終わると、それぞれの方がいなくなっていく、離れていくというのが、“お疲れ様でした”という思いと、寂しさと…いろいろな思いがありました。何より徳川家康という人物は、それぞれの登場人物から託される思いみたいなものが凄く強かったので、役者さんたちからも(思いを)いただきながら最後まで演じるというのが、自分のやるべきことだなと思って演じてきました」
『どうする家康』が現代に送るメッセージにも言及。
「現代も、今なお争いごとがある世の中だと思うから…戦国時代がどういう時代で、その時代をどんな思いで生きていた人達がいたのかというのを受けて、今を生きる人たちがどういうことを感じてくださるかというのが一番のメッセージだと思うので。見てくださった方それぞれが感じてくださることが答えなのだと思っています」
視聴者に向けてもコメント。
「大河ドラマ『どうする家康』をご覧いただいた方、応援してくださった方、本当にありがとうございました。この作品が、皆さんにとって何か心に残る作品だったら自分たちは作品をつくった意味があると思いますし、何年かたって見返していただくとまた違ったふうに感じるかもしれないので、これからもこの作品を愛していただけたらと思っております。1年間、長きにわたり支えていただきありがとうございました」