俳優の趣里が主人公・福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』（月～土曜午前8時）。14日に放送された第54回では、スズ子と愛助が2人で会うようになる様子が描かれ、村山興業の東京支社長・坂口を演じるお笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有が話題となっている。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　スズ子は小夜（富田望生）を連れて愛助の家を訪ね、音楽などの資料でごった返していた。愛助はスズ子のレコードもたくさん持っており、スズ子の魅力について語り、『ラッパと娘』の素晴らしさについて熱弁をふるう。帰り際、愛助はスズ子にまた会いたいと伝える。やがて、スズ子と愛助は2人で会うようになるのだが、怪しいスーツ姿の男がその様子をひそかに見ていた。

　その男は、村山興業の東京支社長・坂口だった。坂口からは「うちのボンをたぶらかすのはやめていただきたい」とスズ子に申し出があり、「一時の火遊び、やめていただきたい。あんた、恥ずかしないんでっか？」と厳しい言葉を続けた。

　この黒田演じる坂口に登場にネットでは、「黒田さん、インパクトあり過ぎ」「坂口さん怖いです」「最近こんな直接的な失礼な物言いの人を見てなかったから、新鮮」「めちゃくちゃ悪そうな顔」「この役、違和感ないなw」「ちゃんと悪そう」の声が。さらに、お笑い芸人の東野幸治もXで「メッセンジャー黒田出て来た！　怖かった！　違和感なかった！　自慢される！」とポストしていた。

　物語は大阪の下町の銭湯の看板娘として育ったヒロイン・スズ子が、歌の才能を発揮し、戦後のスターとなっていく半生を、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルにフィクションとして描く。