【ブギウギ】メッセンジャー・黒田有の意外な舞台裏 最初ド緊張も「今はすっかり“俳優・黒田有”」
俳優の趣里が主人公・福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)の第54回が14日に放送され、村山興業の東京支社長・坂口役で、お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有が出演した。坂口は仕事以外に東京の大学に通う社長の息子・村山愛助(水上恒司)を見守る役割も任され、スズ子と愛助の恋の壁にもなる設定。制作統括の福岡利武氏が取材に応じ、黒田の起用理由や撮影の舞台裏を明かしてくれた。
村山興業の東京支社長・坂口を熱演
俳優の趣里が主人公・福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)の第54回が14日に放送され、村山興業の東京支社長・坂口役で、お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有が出演した。坂口は仕事以外に東京の大学に通う社長の息子・村山愛助(水上恒司)を見守る役割も任され、スズ子と愛助の恋の壁にもなる設定。制作統括の福岡利武氏が取材に応じ、黒田の起用理由や撮影の舞台裏を明かしてくれた。
「黒田さんのお芝居を見たことがあり、すごく面白いと思ったんです。苦いお芝居を面白くこなし、味わい深い方で魅力的。脚本家の足立紳さんも黒田さんがいいと言っていました。黒田さんの厳しいと思っていたスケジュールも奇跡的にはまりました。衣装合わせの時は、いよいよ役者のオレが、みたいな感じでのっていて、“俳優の黒田”といった様子が印象的でした」
実際に撮影に臨んだ際の様子も紹介してくれた。
「撮影に臨んだら、とても緊張されていてガチガチの状態でした。せりふの量も多く、足立さんに『この量、かなわんわ~』と言っていたのが印象的でした。熱い思いで演じていただき、坂口の憎たらしさもありつつ、どこか憎めない感じを面白く演じていただけたと思います。坂口はどんどん変わっていきます。ツンデレのデレもあるので変化を楽しんでいただけたらと思います。奥行の深い役になっています」
今の黒田の撮影の様子はどうだろう。
「今は撮影に慣れています。最初の頃のド緊張を今は笑って語るぐらい。ほかの出演者の方と楽しく話したりしています。最初は全くしゃべらず無口で険しい顔をしていましたが、今はすっかり“俳優・黒田有”になっています」