吉高由里子、主演大河『光る君へ』のタイトルバックに赤面「恥ずかしいよ~」

俳優の吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じる2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート、日曜午後8時)の試写会が11日、都内で行われ、吉高、共演の柄本佑、脚本の大石静氏、制作統括の内田ゆき氏、演出の中島由貴氏が出席した。

試写会に登壇した吉高由里子【写真:ENCOUNT編集部】
試写会に登壇した吉高由里子【写真:ENCOUNT編集部】

主人公・紫式部の生涯を描く

 俳優の吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じる2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート、日曜午後8時)の試写会が11日、都内で行われ、吉高、共演の柄本佑、脚本の大石静氏、制作統括の内田ゆき氏、演出の中島由貴氏が出席した。

 本作の舞台は平安中期。世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描き、きらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した女性の一生を大石静氏の脚本で物語を紡ぐ。

 大石氏は、本作に関わり始めたのが「2021年の夏でした」と回想し、「あれから2年以上になりました。すっかり平安時代の人になっています」とにっこり。第1話の感想を聞かれると、「子役の指導が素晴らしくて、まひろは文学者と感じさせる生意気な感じが出ていた」と、今後の展開にも胸を躍らせた。

 同じく吉高も子役の演技に驚かされたといい、藤原道長(三郎)を演じる柄本も「子役たちがイキイキしていて、三郎役の子に本読みのときにごあいさつしたんですけど、似てますよね? すごい自分に似てるかもって思って。三郎が成長したときに、自分としても説得力があって。吉高さんがおっしゃっていたように雰囲気のある子でした」と感想を語った。

 また、大石氏が吉高の登場するタイトルバックに触れ、「韓流ラブストーリーのようになっていましたが、それだけではなく藤原三兄弟の骨肉の出世争いであるとか、生々しい権謀術策があるので、ラブラブなシーンばかりではないと書いていただきたい(笑)」と強調した。

 鮮やかなタイトルバックの演出について、吉高は「映像監督が独特で、『エクスタシー!』『ベリーベリーグッド』って何度も言われて(笑)」と撮影の裏側を明かした。続けて、自身の顔がアップになる映像には「色鮮やかで恥ずかしいよ~。なにこうやってんの~って」と顔を手で覆う仕草を再現しつつ、「これから主役としてやるんだっていう、うれし恥ずかしいタイトルバックでした」と照れ笑いを浮かべていた。

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