水上恒司、買い物は悩むタイプ「結構行ったり来たりして何回も通ってから買うタイプです」
俳優の水上恒司が8日、都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』初日舞台あいさつに登壇し、新たな一面を披露した。
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』初日舞台あいさつ
俳優の水上恒司が8日、都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』初日舞台あいさつに登壇し、新たな一面を披露した。
本作は、シリーズ累計85万部を突破した汐見夏衛によるベストセラー小説を、福原遥、水上恒司のダブル主演で映画化。現代の女子高生・百合(福原)が、突如1945年の初夏にタイムスリップし、何度も助けられた青年・彰(水上)と交流を深めていくが、彼には特攻隊員として戦地に赴かなければいけないという運命があり……。
長いプロモーション活動を経て、初日を迎えた本作。水上は「1か月半の撮影のあいだ、題材も題材ですし、とても大変だったので、こうして初日を迎えられて、改めてスタッフの方にありがとうと言いたいです。スタッフさんのおかげで作品を届けることができました」と感謝を述べる。
この日は作品タイトルにちなんで「○○と○○でまた出会えたら」というお題でトークが展開。水上は「あの時の靴屋さんで、あの靴とまた出会えたら」と記述されたフリップを出し「先日靴屋さんでオールブラックの靴があったのですが、そのときはまた今度買えるかな」と思って買うのをやめてしまったという。しかしその後、商品がなくなってしまい、引きずってしまっていたことを告白する。
司会者から「買い物は悩むタイプなんですか?」と問われると「結構悩みます。お店を行ったり来たりして、何回か通って試着をして買うタイプです」と明かす。本作のプロモーションで、硬派な一面から陽気な一面などを披露していた水上だが「悩むタイプ」という新たなイメージに、会場は盛り上がっていた。
そんな水上だが、最後のあいさつでは「この作品は2時間で戦争を描いています。人類史上、明確に被害者、加害者が分かれている戦争はありません。日本が平和なうちに両方の立場を冷静にいただき、この映画がきっかけで戦争をもっと知ろうと思っていただければ、この映画を世の中に出せた意味があると思います」と作品に込めた思いを語っていた。
イベントには水上のほか、福原遥、伊藤健太郎、嶋崎斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、成田洋一監督も参加した。
※嶋崎斗亜の「崎」の正式表記はたつさき