1990年式の70スープラ、「ワイスピに憧れてドレスアップ」 こだわり満載の“いいとこどり改造”

仰天のカスタムカーがオーラを放ちまくった。カーイベント「CAR MEETING 第4回T1-GP 第2回#1-GP」が埼玉カートパークで開催。20台の個性派がズラリ集結した。

超ド派手なスープラが異彩を放った【写真:ENCOUNT編集部】
超ド派手なスープラが異彩を放った【写真:ENCOUNT編集部】

「ワイスピに憧れて、ドレスアップに走ったんです」

 仰天のカスタムカーがオーラを放ちまくった。カーイベント「CAR MEETING 第4回T1-GP 第2回#1-GP」が埼玉カートパークで開催。20台の個性派がズラリ集結した。

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 発起人は、“伝説のスープラ”に乗り、「ガールズカーコレクション(GCC)」主催者としても知られるNAOさん。「クリパ(クリスマスパーティー)」のドレスコードが設けられ、参加者の凝ったクリスマス演出が抜群の雰囲気を醸し出した。トヨタ86やレガシィツーリングワゴン、クラウンRS、レクサスISなど、目を引くクルマばかり。

 ツワモノがそろう中でも、1990年式の70スープラだ。ガルウイング改造で、独特な黄緑色のボディーカラーが異彩を放っている。

 愛称は「雅(みやび)」。男性オーナーは「ワイスピ(映画『ワイルド・スピード』)に憧れて、ドレスアップに走ったんです。それで、ドラッグレースにも出るようになりまして。80スープラのエンジンに載せ替えています。ダッシュボードもそうです。カラーリングですか? これはNSXの純正色なんです。(リトラクタブル)ヘッドライトもNSXのものです」。まさに、いいとこどりのハイブリッド改造。数あるこだわりの一端を教えてくれた。

内装になんと“水槽”搭載のクラウンに仰天だ【写真:ENCOUNT編集部】
内装になんと“水槽”搭載のクラウンに仰天だ【写真:ENCOUNT編集部】

 ド派手な紫色のセダン車の中をのぞいてみると、あれ? 泡ようなものがぶくぶくしている円柱がなぜか設置してある……。18クラウンの男性オーナーは「クルマをいじるのが大好きなんです。内装はタワーをいくつか付けて、光り物をやって。じゃあ次のネタをどうしよう、となって、水槽になりました(笑)」とのことだ。

 白を基調としながらも、なんとも形容しがたい異空間。外装はカスタムでセルシオに寄せた顔つきになっていることもポイントだという。今年6月に水槽を取り付け、完成を迎えたと思いきや、「この冬にまだまだ進化しますよ。月末からやります。来年がお楽しみと言うことで」と不敵な笑み。ちなみに、このクラウンは今回のイベントのグランプリを受賞した。

 また、会場には、カスタム・エアロパーツブランド『Duex』が手がけた新型クラウンが展示された。今年の東京オートサロンのデモカー出展でも注目を集めた1台で、パールホワイト色のクールな逸品。「発売日に発注しました。ウチはクラウンは毎回、埼玉県内最速納車、エアサスでシャコタンを作る、ということをポリシーにしております」と担当者。マフラーを開発中でリアエアロは来年早々に販売予定だという。

 アットホームな雰囲気で、オーナーたちは親睦を深めた様子。NAOさんは表彰式を終え、来年の開催について前向きな意気込みを示した。

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