物議呼んだ新生ラストアイドル、お披露目ライブでファンに感謝「あたたかく応援してくださった」
アイドルグループ・ラストアイドルが3日、都内のダイバーシティ東京プラザ・フェスティバル広場で『新生ラストアイドルお披露目ライブ』を開催。メンバー1人の休演があり、未完成のままの初ライブとなったが、全力のパフォーマンスで決意を示した。
古松華が体調不良のため休演
アイドルグループ・ラストアイドルが3日、都内のダイバーシティ東京プラザ・フェスティバル広場で『新生ラストアイドルお披露目ライブ』を開催。メンバー1人の休演があり、未完成のままの初ライブとなったが、全力のパフォーマンスで決意を示した。
ラストアイドルは、2017年に秋元康氏が企画したオーディション番組『ラストアイドル』で誕生したが、22年5月31日をもって解散。新生ラストアイドルの新プロデューサーには、秋元氏の意思を受け継ぐ一ノ宮佑貴氏が就任した。
メンバーも一新され、7人限定でゼロからのスタート。新メンバーを募集しての再始動には、惜しまれながらも解散した前ラストアイドルのメンバーがSNSで複雑な胸中を明かし、前ラストアイドルのファンにも衝撃を与え、物議を呼んだ。
9月には、黒瀬梨花、園田一花、西村瑠香、早藤李紗、古松華、吉原琉音、6人のメンバーを発表し、デビューシングルとなる『未完成スターライト』のミュージックビデオ(MV)を公式YouTubeで公開。“究極の7人組アイドルグループ”を目指してラストワン・メンバーオーディションも実施され、本イベントで最後のメンバーとなる京都府出身の16歳・橋本珠里が初お披露目された。
急きょ、メインボーカルのひとりである古松が体調不良のため休演となり、6人体制で敢行されたお披露目ライブは、『未完成スターライト』で幕開け。新メンバーの橋本も華麗でしなやかなダンスで存在感を放つと、オープニングMCでは「私は『未完成スターライト』のMVを視聴者側で見ていたので、メンバーとパフォーマンスできていることが信じられません。これから頑張っていくので応援よろしくお願いします」と思いを伝えた。
ツインテールがトレードマークのメインボーカル・園田は、「初めてステージに立って、緊張している部分が多いのですが、まだまだ盛り上げていきたいので最後までよろしくお願いします」と笑顔。神奈川県出身の17歳・吉原も、「今も緊張しているんですが、もっと盛り上げられるように頑張ります」と初々しくあいさつした。
初披露となる『夢が夢じゃなくなる時』、『透明色のミライ』でも、キュートな歌声、フレッシュなパフォーマンスを届け、ファンを魅了。早藤は「初披露の曲なので、最初はどうなるか不安だったのですが、楽しんでパフォーマンスできました」と充実感をにじませ、橋本も「みなさんがあたたかく応援してくださったので、私たちも楽しくパフォーマンスすることができました」と感謝した。
最終楽曲がアナウンスされると、ファンから「今来たばっかり!」「寂しい!」と別れを惜しむ声が発生。新曲の『I LOVE YOUをキミに』でまっすぐな愛を届けると、12月下旬に同楽曲が2ndシングルとしてリリースされること、来年の1月下旬から定期公演が実施されることをサプライズ発表して、笑顔でお披露目ライブを締めくくった。