『新語・流行語大賞』年間大賞に阪神・岡田監督の「アレ」 38年ぶり日本一で“猛虎旋風”

今年最も話題となった言葉を選ぶ『2023ユーキャン新語・流行語大賞』の発表・表彰式が1日、都内で行われた。年間大賞は、阪神タイガースの岡田彰布監督による「アレ(A.R.E.)」に決定した。

発表・表彰式に登壇した岡田彰布監督【写真:ENCOUNT編集部】
発表・表彰式に登壇した岡田彰布監督【写真:ENCOUNT編集部】

新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」「ペッパーミル・パフォーマンス」などが受賞

 今年最も話題となった言葉を選ぶ『2023ユーキャン新語・流行語大賞』の発表・表彰式が1日、都内で行われた。年間大賞は、阪神タイガースの岡田彰布監督による「アレ(A.R.E.)」に決定した。

25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV(JAF Mate Onlineへ)

 受賞者は、1985年以来、38年ぶり2度目の日本一に導いた阪神・岡田監督。今年のタイガースはチームスローガンを「A.R.E.(えーあーるいー)」とし、「アレ=優勝」への強い決意を表明した。そして日本シリーズの優勝インタビューで岡田監督は「何とか達成できたので。アレのアレを」と語るなど、“アレ旋風”を巻き起こした。

 岡田監督の言葉は力強い。四球を安打と同等の査定とし「四球を選べ」の言葉どおり四球数は12球団トップを記録、正力松太郎賞選出理由の1つともなった。日本シリーズ第1戦は対オリックス山本由伸攻略法「低めを打て」で見事勝利した。

 本質をついた飾らない昭和の野球人的な率直な話ぶりに、タイガースファンはすぐさま反応。「そらアレよ」「そらセーフよ」などの「そら○○」タオルを振って球場を盛り立てた。

 選考委員は、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(「現代用語の基礎知識」編集長)が務めた。

 そのほか、「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」「OSO18/アーバンベア」「蛙化現象」「生成AI」「地球沸騰化」「ペッパーミル・パフォーマンス」「観る将」「闇バイト」「4年ぶり/声出し応援」が受賞した。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください