花澤香菜、黒い大きなウサギ役で『EVOL』に出演 監督が起用理由明かす「花澤さんしかいない」
声優の花澤香菜が、DMM TVオリジナルドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』(11月3日より独占配信中)に出演することが、1日に分かった。
12月1日より配信開始の第5話から出演
声優の花澤香菜が、DMM TVオリジナルドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』(11月3日より独占配信中)に出演することが、1日に分かった。
現在、原作の『EVOL(イーヴォー)』は「月刊コミックビーム」(KADOKAWA)にて連載中。作者のカネコアツシ氏は、1990年代からマンガ・イラスト・デザイン・アート・映像など多方面で活躍。アメコミのようなスタイリッシュなタッチの『BAMBi』『SOIL』『デスコ』『サーチアンドデストロイ』などの作品で、国内外のアーティストにも多大な影響を与え続けてきたトップクリエイターだ。最新作の『EVOL』は、現実を想起させるリアルで過激な内容。正義ヅラした“不寛容”“無関心”“理不尽”がまんえいする世界に「NO」を突き付ける10代の姿は、まさにいま描かれるべき物語として、多くの熱烈な注目を集めている。
“指で小さな穴を開ける能力”を持つことになったノゾミ役を青木柚が“手のひらから火を出す能力”を持つアカリ役はを伊礼姫奈が、“5センチだけ空を飛ぶ能力”を持つサクラ役を服部樹咲が演じている。さらに、金子ノブアキ、芋生悠、西田尚美、占部房子、石黒賢、安田顕らも出演する。
そして、物語の展開を大きく左右する重要キャラクターである、不気味で黒い大きなウサギ・クロサキさんの声を声優の花澤が演じることが明らかとなった。第4話を終え、物語が進むにつれ少しずつ明らかとなっていく、ノゾミ、サクラの絶望と過去。第5話ではアカリが抱える壮絶な過去が徐々に紐解かれていく―。その第5話で物語のカギを握る存在なのが、アカリの“友達”であるクロサキさん。周囲の人に対してなかなか心を開かず、鋭い視線を向け、時に他人を傷つける言葉も吐くアカリだが、唯一、クロサキさんの前ではニコニコと楽しそうにしている。「おかえり! アカリ! また会えたね!」「クロサキさん! アカリまた来ちゃった!」と、アカリが唯一心を開く“友達”クロサキさんとは一体何者なのか。
クロサキさんの声優に花澤を抜てきした理由を山岸聖太監督は「クロサキさんが恐ろしくもあり幼児性があって、かわいらしくキュートな声だけど闇へ誘おうとするキャラクターということで、声質が印象的な声優さんを思い浮かべるとこのキャラクターは花澤さんしかいないとなりました」とコメント。物語も終盤に差し掛かる中、アカリの運命の手綱を握る重要な存在となるクロサキさん。その正体が明らかになったとき、物語は急展開を見せることとなる。第5話は12月1日より配信開始の予定だ。