『笑ってコラえて』で注目浴びた25歳シンガー・有希乃、プロ活動を引退「不眠症と精神病の症状が日常生活に支障」

シンガー・ソングライターの有希乃がプロ活動から引退することが29日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表した。

有希乃【写真:X(@__yu__ki__no__)より】
有希乃【写真:X(@__yu__ki__no__)より】

今後の音楽活動は「現在お答えできません」

 シンガー・ソングライターの有希乃がプロ活動から引退することが29日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表した。

 1998年10月30日生まれの25歳。中学卒業後、鹿児島から上京し、音楽活動を本格的に始動。2016年1月に日本テレビ系『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(水曜午後7時54分)の取材を受け、全国放送でオリジナル曲『Tear』を披露。その時の動画がSNSを中心に多くの反響を呼んだ。

 所属事務所は「有希乃 引退のご報告」と題し、「弊社所属アーティスト有希乃は、以前から患っていた不眠症と、それに伴う精神病の症状が日常生活に支障をきたし、今後仕事として音楽を続けていくことが難しく、プロ活動からの正式な引退をしたい、との本人からの申し出により、弊社所属から退所する運びとなりました」と報告した。

 有希乃も同日、自身のXを更新。「この度、私有希乃は、今後お仕事として音楽を続けていくことが難しいため、プロ活動からの正式な引退として、今まで所属させて頂いていたDMTを退所する運びとなりました。応援して下さっている皆様や関係者の皆様には、活動休止期間中、大変ご心配やご迷惑をおかけ致しましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 続けて「音楽活動の休止に至った理由は、以前から思っていた不眠症とそれに伴う精神病の症状が、日常生活に支障をきたしていた為です。今日まで説明をすることができず、大変申し訳ございませんでした」とし、「現在は徐々に症状が緩和し、調整できるようになってきております。しかし、プロのお仕事として音楽を続けていくことは今後も難しいと考えたため、これまで温かく見守り支えてくださった事務所の方々と相談させて頂き、プロ活動からの正式な引退としてDMTとの契約を解消する運びとなりました。活動休止中も、応援してくださる皆様の声にとても救われておりました」と振り返った。

 最後は「自分自身の体調を改善することに専念していきますので、今後の音楽活動については今現在お答えできませんが、今まで有希乃を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」と感謝の言葉とともに締めくくった。

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